■ ファイルの読み書き ■

 

3DAce が読み込み可能なファイルと

書き出し可能なファイルは以下のフォーマットです。

 

・読み込み

ACE ROK DXF LWO OBJ MX MQO 3DS TED

 

・書き出し

ACE ROK DXF LWO WRL MX OBJ MQO XSI X 3DS TED

 

[読み込み]

・ACE (3DAce)

3DAceのすべての情報が読み込めます。

 

・ROK (六角大王)

形状、色情報は完全に読み込めます。

線は線として、対称点も対称点として読み込みます。

グループ化の情報、線の太さ、背景色などの情報は欠けてしまいます。

 

・OBJ (WaveFront Object)

形状は三角ポリゴン、四角ポリゴンは完全に読み込めます。五角形以上のポリゴンは三角ポリゴンに分割され読み込まれますが、凹状のものは形が崩れます。2点で構成されているものは線として読み込みます。

オブジェクトの色はマテリアル情報 (usemtl) で分けられます。mtl ファイルがある場合、色、テクスチャーを読み込みます。

スムージングの情報は欠けてしまいます。

 

・LWO (LightWave Object)

形状は三角ポリゴン、四角ポリゴンは完全に読み込めます。五角形以上のポリゴンは三角ポリゴンに分割され読み込まれますが、凹状のものは形が崩れます。2点で構成されているものは線として読み込みます。

オブジェクトの色はサーフェース情報から読み込みます。

サーフェース情報の数が多い場合、形状、UVなどは読み込めますが色、サーフェース情報などは欠けてしまいます。

現在 lwob はUV付きで読み込みますが、lwo2 は形状しか読み込めません。

 

・DXF (AutoCAD)

POLYLINE、3DFACE形式のフォーマットを読み込めます。

五角形以上のポリゴンは三角ポリゴンに分割されます。

オブジェクトの色はグループ情報で分けられます。色そのものは読み込めません。

スムージングの情報は欠けてしまいます。

3DFACE形式のものを読み込んだ場合、自動的に頂点を結合します。

 

・MX (Hot Soup Processor)

形状は完全に読み込めます。

オブジェクトの色はテクスチャーID情報で分けられます。色そのものは読み込めません。

オブジェクト別にある移動、拡大、回転情報などは反映されません。

テクスチャーID情報の数が多い場合、形状、UVなどは読み込めますが色、テクスチャー情報などは欠けてしまいます。

読み込んだ後、自動的に頂点を結合します。

 

・MQO (Metasequoia)

形状は完全に読み込めます。線も読み込みます。

オブジェクトの色はマテリアル情報で分けられます。色そのものはマテリアルの色が使われます。

マテリアルが割り当てられていないものは、割り当てられていないもの一つとして読み込みます。

マテリアルの数が多い場合、形状、UVなどは読み込めますが色、テクスチャー情報などは欠けてしまいます。

頂点情報がバイナリ形式で書かれているファイルも読み込めます。

鏡面オブジェクトは読み込み時に自動的に作成します。X軸の鏡面に限り対称点として読み込みます。左右を接続した鏡面の場合には中心の線がかけてしまいます。

 

・3DS (Autodesk 3D Studio)

形状はすべて3角ポリゴンになります。

オブジェクトの色はマテリアル情報で分けられます。色そのものはマテリアルの色が使われます。

マテリアルの数が多い場合、形状、UVなどは読み込めますが色、テクスチャー情報などは欠けてしまいます。

 

・TED (Triangle Editor)

形状はすべて3角ポリゴンになります。

色情報は失われてしまいます。

 

[書き出し]

・ACE (3DAce)

3DAceのすべての情報が書き出せます。

ダミーの面はこの形式しか書き出されません。

 

・ROK (六角大王)

六角大王には独立点がないため、形状は対称点の部分のみ書き出します。必要ならばあらかじめ [対称点の作成] で対称にする必要があります。

色情報は、明るい色、暗い色ともにそのまま書き出します。

六角大王にはパレットが13色しかないため、色情報は13色のみ書き出します。また、パレットの14,15色目の色が塗られた面は書き出しません。

 

・DXF (AutoCAD)

形状は完全に書き出します。三角ポリゴンは三角ポリゴンで、四角ポリゴンは四角ポリゴンで書き出します。線は書き出せません。

色別にグループ分けして書き出します。

色情報はもともとDXFにないため、書き出していません。

 

・LWO (LightWave Object)

形状は完全に書き出します。三角ポリゴンは三角ポリゴンで、四角ポリゴンは四角ポリゴンで書き出します。線は2点の面として書き出します。

色情報は、明るい色が各サーフェイスに割り当てられます。

スムージング角度も書き出します。

書き出すファイルのバージョンはlwob、lwo2です。

 

・WRL (Virtual Reality Modeling Language)

形状は完全に書き出します。三角ポリゴンは三角ポリゴンで、四角ポリゴンは四角ポリゴンで書き出します。線は書き出せません。

色情報は、明るい色が割り当てられます。

書き出すファイルのバージョンは1.0です。

 

・MX (Hot Soup Processor)

形状は完全に書き出します。三角ポリゴンは三角ポリゴンで、四角ポリゴンは四角ポリゴンで書き出します。線は書き出せません。

色情報は、明るい色が割り当てられます。

スムージング情報も書き出します。

書き出すファイルのバージョンは2.00です。

 

・OBJ (WaveFront Object)

形状は完全に書き出します。三角ポリゴンは三角ポリゴンで、四角ポリゴンは四角ポリゴンで書き出します。線は2点の面として書き出します。

色別にグループ別 (g) か、マテリアル別 (usemtl) かどちらに分けるかを指定して書き出すことができます。

色情報は mtl ファイルとして書き出します。色は明るい色が割り当てられます。

スムージング情報も書き出します。

 

・MQO (Metasequoia)

形状は完全に書き出します。三角ポリゴンは三角ポリゴンで、四角ポリゴンは四角ポリゴンで書き出します。線も書き出します。

色情報はマテリアルとして書き出され、明るい色が書き出されます。

スムージング情報も書き出します。

書き出すバージョンは 1.0です。

 

・XSI (dotXSI)

形状は完全に書き出します。三角ポリゴンは三角ポリゴンで、四角ポリゴンは四角ポリゴンで書き出します。線は書き出せません。

色情報はマテリアルとして書き出され、明るい色が書き出されます。

スムージング情報も書き出します。

書き出すバージョンは 3.00です。

 

・X (Microsoft X File)

形状は完全に書き出します。三角ポリゴンは三角ポリゴンで、四角ポリゴンは四角ポリゴンで書き出します。線は書き出せません。

色情報はマテリアルとして書き出され、明るい色が書き出されます。

スムージング情報も書き出します。

書き出すバージョンは 3.02です。

 

・3DS (Autodesk 3D Studio)

形状はすべて三角ポリゴンになります。線は書き出しません。

ファイル名が8.3形式でない場合、自動的に8.3形式に縮められます。

マテリアル名が16文字以上の場合、自動的に15文字に縮められます。

色情報はマテリアルとして書き出され、明るい色が書き出されます。

書き出すバージョンは 3です。

 

・TED (Triangle Editor)

形状はすべて3角ポリゴンになります。

色情報は明るい色が書き出されます。

書き出すバージョンは 1.0です。