Windows操作を速くする | |
ハードディスクへのアクセスにDMAを使う |
☆なぜ速いのか |
DMAというのはDirect Memory Accessの略でCPUを介さず データのやりとりをするというシステムです。ってこれじゃあ なんことだかわからないので、一応説明します。 普段プログラムはCPUに頼んでHDからデータを取ってきて もらっています。しかし、それではHDからデータを取ってくる という単純作業に貴重なCPUの処理を取られてしまう! そこで登場したのがDMAです。 DMAという技術を使えば CPUが「そんじゃあHD君はXXっていうプログラムに データを読み出しておいてねー。そんじゃ僕は他の仕事 してるから、よろしく」みたいな感じで、CPUがずっと HDの処理にとられるということがなくなります。 よってCPUは他の処理に時間を割けるため、全体的な 処理が速くなるのです。しかし、DMAがうまくできない ハードウェアもあり、相性とかの問題もあるので、 すべてに適応できるわけではありません。 |
☆やり方 |
マイコンピュータのプロパティでデバイス マネージャを 開きます。ディスク ドライブのHDだと思われるものを ダブルクリックします。 ドライブ割り当てがハードディスクドライブであることを 確認してDMAがチェックされていない場合はチェックを します。そもそもDMAという欄がない場合もあります。また HDだけでなくCD-ROMなどにDMAが使える場合もあります。 再起動をして、様子を見ます。動作が速くなればいいの ですが、遅くなったり、不安定になったりした場合は DMAのチェックをはずします。(DMAはあきらめます) ただし、DMAの設定は上級テクニックなので、セーフティ モードでもパニクらない人を対象としたいものです。 また、セーフティモードでも立ちあがらなくなった場合は DOS上でc:\windows\command\scanreg.exe を実行し、以前のレジストリ設定を復元してやれば DMAチェック前の状態に戻ります。 また、上記の事柄を実行したことによる不具合について 当方はいかなる責任も負いかねます。 個人の責任において、実行してください。 |
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