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☆BASICとC これは、僕なりに考えたことなので、ご了承下さい。 BASICという言語があります。N88-BASIC、Quick-BASIC などがあります。BASICという言語は初心者向きだと 言われてきました。BASICという言語は算数のように 扱うことができる言語だと思います。他は違うのかって？ そういうことでもありません。ここでは比較するのに Ｃという言語を用いることにします。 まず、BASICとＣでプログラムを書くときの違い。 例えば、なにか数をメモリに記憶させるときに、 ＣはBASICよりコンピューター側に寄った考え方 をします。まあ、一言で言うと語弊がありますが、 BASICはどちらかというとＣよりあまりコンピューター 内部の仕組みにとらわれずに、数などの扱いに専念できる と思います。まあ、表面的なものだけを扱って成功できる のかと言う人もいらっしゃると思いますが... それから、デバッグ（エラーを調べる）ときの違い。 自分がプログラムを書いたときはそれがコンピューターに 正しく伝わっているかどうか、プログラムを動かして もらいます。その動かしてもらうときの、自分が書いた プログラムの動かし方の違いです。 Ｃでは一旦全部機械の言葉に翻訳します。（コンパイル） 全部翻訳するのですから、時間がかかりますので、 実際に動かすまで時間がどうしてもかかってしまいます。 BASICは機械の言葉に同時通訳します。（インタプリタ） ですから、時間がかからずにすぐに動かして見れます。 その代わり、同時通訳するのですから、少し動作が 遅くなります。 しかし、実際、「自作プログラムのダウンロード」の コーナーにある"Gradation maker"や"Thunder"は 20分程度でできてしまっています。（個人差はあると思いますが） 単にプログラムを作る上ではBASICの方が はるかに楽なのです。 ☆BASICからVisual Basicへ 時代はWindowsになっていきました。そんな中でできたのが、 Visual Basicという言語です。今皆さんが使っている プログラムには文字を入力したり、絵を表示したり、 字が表示されたり、あるいはボタンだったりする部品が たくさんあるでしょう。そんなプログラムの部品を Visual Basicではまるで絵を書くかのように貼り付けて いくことができます。いままでの文字を打つだけの言語 からの画期的な進歩でした。でも、初めの頃はそんな言語は 邪道に見えたのでしょうか、Visual Basicを言語と認めない 人もいたようです。 ―「絵を描くように...」―  ―「部品を配置できる。」―  ☆今、なぜVisual Basicが広がってきているのか 今、Visual Basicはどんどん広がってきています。 他の言語に比べて簡単なことと、プログラムを作っていて、 どんなふうなデザインになるのかが、わかりやすくて とっつきやすい点や、インタプリタ言語（同時通訳型の） 特有の動作が遅いという欠点も、Visual Basicのバージョン アップにつれて小さくなってきています。 それから、「Visual Basicにはできない」ということが なくなってきていること。他の言語との能力的な差は ほとんどなくなってきています。 そして、自分でプログラムを作る楽しみ！ 自分の作ったプログラムが他のプログラムと同じように おなじWindowsの中で平然と一緒に動いている様を 初めて見るときは、きっといままで受身だったWindowsから なにか違う印象を受けることでしょう。 |
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