変数というものを皆さんはご存知でしょうか?数学でやったxとかyとか いうあれです。C言語でも変数を使うことが出来ます。まず、変数を使うた めには、まず、「宣言」という処理をしなければなりません。 short i; こんな感じに。これは、一例です。shortというのは数字を扱うための変 数の「型」です。型について説明しますと、変数にはいろいろな種類があ ります。数字、文字、画像などなど…そして、それぞれに対応する型が存 在しているという訳です。(一つの種類の変数に対して型が複数個存在す ることもありますが、それは、メモリの容量との兼ね合いで複数個あった りする場合があります。)そして、iというのが変数の名前です。 そして、一度定義された変数は、使用できる範囲に限り、四則演算およ び代入が出来ます。当分は使用できる範囲については気にしなくていいで す。 void main( void ) { short i; i = 1; i += 2; } 例えばこんな感じです。ちなみに「+=」は右の数に、右の数と左の数を 足した合計を代入するという処理を記述したものです。同様に「-=」 「*=」「/=(/は商を求める)」「%=(%は余りを求める)」などもありま す。でも、「i = i + 1;」としても問題はありません。が、キ−ボ−ドを 打つ回数がこっちの方が多いので、先に書いたほうがよく使われます。 (たしか、+=を使ったほうが若干ながら処理速度が速かったような気もす るけど、気のせいかも知れない。) こんなことをしても、何も楽しくありませんね。だって、実行しても、何 もしないでプログラムが終了しちゃうんだもん。そこで、変数の内容を表 示する方法を説明します。 void main( void ) { short i; i = 1; printf( "%d", i ); } printf関数は前回に説明した様に、文字を表示する関数です。この例で は、iという変数の内容を、つまり「1」という数字を表示するはずです。 「%d」とした部分にカンマの後の変数の内容が入ります。 void main( void ) { short i; i = 1; printf( "---%d---", i ); } とすれば、「---1---」と表示されるはずです。 なお、「%d」は整数の変数を表示する場合です。その他の変数および表 示方法は後々やることにします。 |