拡張機能について
セーブデータ管理ツールというコンセプトで作ったものの、
個人的にあればいいなぁ…と思って実装したのが「拡張機能」の項目です。
[ダミーファイル作成・内容消去]
最近ではM3の転送ツール『M3 GAME Manager』がROMデータをメモリーカードに転送すると同時に、
DATファイルも生成するためあまり気にならなくなりましたが、新たにセーブスロットを作るにために、
ダミーファイルの作成が必要であるということは変わっていません。
「ファイルがありません」と表記された箇所をクリックしてからこのボタンを押してから
ファイル名を入力して[OK]ボタンを押すと、ダミーファイルが作られる…ただそれだけです。
複数箇所選択して実行すると、その数だけファイル名入力を求められます。
[NDS 1024KB→257KB / GBA 1024KB→129KB 変換]
M3ファームウェアJ06以降、NDSのセーブファイルの容量は1024KB→257KBに、
GBAのセーブファイルの容量は1024KB→129KB?に変更されました。
旧形式もサポートしているものの800KB近くも無駄に容量食うなんて…というわけで実装した機能です。
単一・複数選択可能で、選択したファイルを全て257KB/129KB形式に変換します。
ファームウェアJ11以降はGBAも変換可能になりました。
(それ以前のファームの環境では、恐らくセーブデータが認識できなくなるので注意)。
[セーブファイルのリネーム]
同時一括リネームなんて丁寧な機能は付いていません。
旧ファームウェアで作成したNDSSAVE10.DATみたいな無骨なファイル名を編集して、
わかりやすくする〜程度の使い道でしょうか。
ただし、オートセーブ機能は「ROMファイル名=セーブファイル名」が条件なので、
変更すると手動セーブを行う必要があるので注意。
(まあ、後述の[対象ROMの変更]機能で解決できますが)。
〜Ver1.50追記〜
DATファイルのフッタ領域に格納したゲーム名を参照し「ROM名.DAT」にリネームする
「対象ROMと同じ名称に変更」機能が追加されました。
例えば HITOFUDE.NDS でセーブしたファイルを当機能でリネームすると HITOFUDE.DAT になります。
[セーブファイルの削除]
選択したスロットのファイルを消去する機能で、こちらは一括処理が可能です。
つまり全選択して実行すると全て吹き飛びます。
操作は慎重に……。
[対象ROMの変更]
M3では「bandbros.nds という名称でROMを書き込んだけど、やっぱりバンブラ.NDSにしよう!」
といった具合にROMファイルをリネームすると、DATファイルと整合性が取れなくなり、
それまで進行していたセーブデータが使えなくなってしまいます。
この機能はそれを復活させるためのものです。
セーブリストから設定したいファイルを選択して [対象ROMの変更] ボタンを押すと
ファイル選択ウインドウが開くので、リネーム後のROMファイルを選択してください。
これでDAT内に格納されたROM情報を書き換えて、再度セーブデータを使えるようになります。
リネーム機能「対象ROMと同じ名称に変更」と併用すると非常に便利です。
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少し複雑になるので他形式のインポート・エクスポートのコンテンツをご覧下さい。