Tips PerEdit
C/綾織プログラマのためのPerEditマクロ
せっかくPerEditにマクロを搭載させたんだから、
使ってもらわなくちゃ意味がない。
ってなわけで、C/綾織プログラマがすぐに使えるようにこれをかこうかなぁ。
ちなみに、Pascalベースだから、
C/綾織プログラマがPascalを使おうというときにも使えるかも。(笑)
文字列の違い
綾織だと文字列は " と " で挟まれたものだよね。
それが ' と ' に挟まれたものに変わるんだ。
それだけ。
変数の違い
C/綾織 | マクロ |
int | Integer |
string | String |
こんなろころでしょう。
ここでの宣言の違いは、綾織だと
int a;
っていう書き方だけど、マクロは
a:Integer;
っていう書き方になるんだ。つまりはなんか逆ってこと。
代入方法の違い
綾織だと、
a=150;
っていうのが、マクロだと
a:=150;
つまりは、「=」が「:=」に変わるってこと。
比較の違い
大体同じだけど、違うのは「等しい」と「等しくない」だけ。
制御の違い
だいたい同じだけど、気をつける点が、
if(a==150)
うんちょれ;
っていうのが
if a=150 then
うんちょれ;
に変わるということ。括弧がなくなって、thenが入ると考えればOK。
あと、whileも変わっていて、
while(a==150)
うんちょれ;
が、
while a=150 do
うんちょれ;
にかわるだけ。これも括弧がなくなってdoが入ると考えるべし。
forの違いは、
for(i=0;a<150;i++)
うんちょれ;
ってのが、
for i:=0 to 150 do
うんちょれ;
に変わるってこと。気をつける点は綾織だとiを何個ずつ増やすか決めれるけど、
マクロだと必ず1ずつ増えるという点。
構文的には for カウンタ := 初期値 to 終値 do 文 ってかんじかな。
ほかのはppa.hlpをみてね。
ブロックの違い
綾織などの場合は一つのブロックは { と } で区切られるけど、
マクロだと、 begin と end で区切られるんだ。
例えば、
if(a==150)
{
うんちょれ;
かんちょれ;
}
ってのが
if a=150 then
begin
うんちょれ;
かんちょれ;
end;
に変わるってわけ。
これで大体は書けるんじゃないかな。
そういえば、マクロで変数を使う場合は一番最初に宣言する必要があるんだ。
こういう書き方をしよう。
var
変数宣言
begin
本文
end.
例としては、
var
i:Integer;
begin
for i:=0 to 10 do
begin
Print('羊が'+IntToStr(i)+'匹'+#10#13);
end;
end.
こんな感じかな?
Printの中にある #10#13 ってのは、綾織で言う
\nと同じ意味なんだね。Cだと、Shift-JISで\r\nと同じ意味。
#数字ってのは16進数での文字を表しているんだよ。
きっとこんな感じで大丈夫だね。
もしわからないことがあったら聞いてくれ。
がんばって答えるよ。
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