一言メモ3.1 取り扱い説明書

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5.更に高度な使い方(データセットの編集)

5-1.データセットの編集:基本編

 MAIN画面の「DataSet編集」ボタンを押すと、以下のようなDataSet編集画面が表示されます。この画面を通じてフォルダや一言の高度な編集を行うことができます。

データセット編集画面

<データセットの選択・フォルダ/一言の確認>
 DataSet表示部で目的のDataSetをクリックすると、反転表示されそのDataSetが選択されます。それにあわせ下部のフォルダ一覧部にはそのDataSetのフォルダ構造が、そして一言一覧部には現在のフォルダ直下に含まれる一言の一覧が表示されます。このフォルダ一覧部では今までと同様にダブルクリックと上の階層へボタンで階層を自由に移動することができます。

<データセットの新規作成>
 最初データセットには「Default」しかありません。これ以外のデータセットを新規に作成するには、DataSet作成&名称変更部分で新しいDataSetの名称とその説明を入力した後、「新規入力」ボタンを押します。

<データセットの名称の変更>
 データセットの名称を変更するには、変更したいデータセットを選択した後、DataSet作成&名称変更部分で新しい名前と説明を入力し、「名前変更」ボタンを押します。

<MDS設定>
 MDSとはメインデータセットの略で、MAIN画面やフォルダ編集画面での変更が実際に保存されるデータセットのことです。「一言メモ」ではこのような編集ができるのは一度に一つのデータセットだけなので、違うデータセットに一言を保存したりするためには、このMDSの設定を変更する必要があります。

 MDSの設定を変えるには、MDSにしたいデータセットを選択して、「MDS設定」ボタンを押します。するとしばらくしてMDSが変更されます。(MDSになっているデータセットには+マークがつきます。)また現在のMDSは画面の右上に全てのフォームで表示されているので、そこでMDSを確認することもできます。

<データセットの複製>
 あるデータセットと全く同じデータセットを複製するには、データセットを選択した後「複製」ボタンを押します。この場合データセットのフォルダ構造、その中の一言も全て複製されます。バックアップなどにお使いください。

<データセットの削除>
 あるデータセットを削除するには、データセットを選択した後「削除」ボタンを押します。この場合データセットの中にあるフォルダ、一言も全て削除されるので注意してください。なおdefaultのデータセットは削除することはできません。

5-2.データセットの編集:応用編

 データセットは、外部にテキスト形式でエクスポートしたり、または逆に内部にインポートすることができます。ここではその操作方法を説明します。

<データセットのエクスポート>
 あるデータセットを外部にエキスポートするには、まずエクスポートしたいデータセットを選択した後、「Export」ボタンを押します。すると以下のようなフォームが表示されます

ファイルの選択

 この画面で出力先のファイル名を入力し決定ボタンを押せばエキスポートが完了します。ファイルは**_dat.txt**_fld.txtの2種類ができますので、保存するときも2つセットで保存するようにしてください。なおファイル名はデフォルトでは一言メモ.mdbがある場所に、データセット名&_dat(fld).txtと設定されていますが、必ずしもこれである必要はありません。「反映」ボタンを押すことで再びデフォルトに戻すことができます。

<データセットのインポート>
 外部のデータファイル(**_dat.txt,**_fld.txt)からデータセットをインポートするには、まず「Inport」ボタンを押した後、「ファイル設定画面」でファイル名とデータセット名を入力し、「決定」ボタンを押します。データセット名が入力されている状態で「反映」ボタンを押せば、ファイル名を「一言メモ.mdb」がある場所にデータセット名&_dat(fld).txtで設定することができます。

5-3.データセット間でのフォルダ・一言のエクスポート

 データセット編集画面では、2つのデータセット間で一言やフォルダのコピー(エクスポート)をすることができます。大まかな流れとしては、フォルダ一覧部・一言一覧部で他のデータセットにエクスポートさせたいフォルダや一言を選択し、それを「Export先」で設定したデータセットの任意の場所にエクスポートすることになります。

<フォルダのエクスポート>
 エクスポートさせたいフォルダが含まれているデータセットを「DataSet表示部」で選択し、次に「フォルダ一覧部」でそのフォルダを選択します。

 次に画面右下の「Expoprt先」を設定します。コンボボックスでデータセットを選び、その下に表示されるフォルダ一覧部を操作して移動先を決定します。実際の移動先はこの部分に表示されるPATHに表示されます。フォルダ一覧部の隣にはその場所の一言が表示されますが、これは特に操作には関係しません。

 Export先を設定したら「フォルダのExport」ボタンを押します。すると選択したフォルダの中にあるフォルダと一言が全てExport先にコピーされます。同じ名前のフォルダ・一言があった場合は上書きでコピーされますので注意してください。

<一言のエクスポート>
 エクスポートさせたい一言が含まれているデータセットを「DataSet表示部」で選択し、次に「フォルダ一覧部」で保存先のフォルダを、最後に「一言一覧部」でその一言を選択します。

 フォルダのエクスポートと同じ要領で画面右下の「Expoprt先」を設定し「一言のExport」ボタンを押せばエクスポートが完了します。



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