マルチカラムリストクラス

ユーザーコントロールクラスライブラリ

作成日:2000/06/30
更新日:2001/05/28

マルチカラムリストクラスについて  ダウンロード
仕様  使用方法
制限事項  著作権・転載条件など

◆マルチカラムリストクラスについて

◆動作環境

◆更新履歴
 2000/06/30 Ver1.00
 2001/05/28 Ver1.00
◆ダウンロード
 ライブラリ+ヘッダファイル+説明書
MCOLList100.lzh
 ソースファイル+ヘッダファイル
MCOLList100-src.lzh
◆仕様
  1. プロパティ名
    プロパティ名 RWF 概要
    LEFT_X_PID short RWF リストの左上X座標。
    TOP_Y_PID short RWF リストの左上Y座標。
    WIDTD_PID USHORT RWF リスト1項目分の横幅。
    HEIGHT_PID USHORT RWF リストの1項目分行の高さ。
    ALL_DATA_NO_PID USHORT RWF リスト表示する全項目数。
    この値を変更した場合は、必ずToolInitIDメッセージを送信して下さい。
    DISP_DATA_NO_PID USHORT R 画面に一度に表示する項目数。デフォルトは2。
    DISP_OFFSET_PID USHORT RW 表示を開始する項目番号(0〜)。
    DISP_DATA_COLUMN_PID USHORT RWF 1行に表示する項目数(1〜)。
    LIST_CALL_BACK_PID PROC W リストの1項目を表示するためのコールバック関数
    void ListCB(void *Work, USHORT Data, USHORT Line, int X1, int Y1, int X2, int Y2)
    ListCBは、フォームエディタが付けるデフォルト名。
    Work: LIST_CALL_BACK_WORK_PIDに設定されたワークのポインタ。通常はAplFormを使用します。
    Data: 項目番号(0〜)
    Line: 表示項目番号(1〜)
    X1:  表示位置左上X座標(QP)
    Y1:  表示位置左上Y座標(QP)
    X2:  表示位置右下X座標(QP)
    Y2:  表示位置右下Y座標(QP)
    LIST_CALL_BACK_WORK_PID PTR W リストコールバック関数に渡すポインタ。
    FormSetup関数内で,AplFormを渡してください。
    LIST_LINE_COLOR_PID COLOR RWF リストの枠線、罫線の色。
    デフォルトはGRAY。
    LIST_BG_COLOR_PID COLOR RWF リストの項目の背景色。
    デフォルトはWHITE。
    LIST_REVERSE_COLOR_PID COLOR RWF リストの選択状態時の背景色。
    デフォルトはシステムの反転色。
    LIST_ACTIVE_ITEM_PID USHORT R 現在選択状態にある項目番号(1〜)。
  2. 動作メッセージ
    SetPropertyID
     プロパティの値を設定する。
     メンバ
      ・Message.SetProperty.PropertyID(USHORT)
        プロパティID
      ・Message.SetProperty.Value
        設定する値
     リターン
      なし
    GetPropertyID
     プロパティの値を取得する。
     メンバ
      ・Message.GetProperty.PropertyID(USHORT)
        プロパティID
     リターン
      ・Message.GetProperty.Value
        取得した値
    RedispID
     リストを再表示する。
    ScrollUpdateID
     リストの項目総数、表示開始項目番号を設定する。(表示項目数は変更しない)
     表示開始項目番号が項目総数以上の場合、表示開始項目番号を項目総数-1に設定する。
     メンバ
      ・Message.ScrollUpdate.AllDataNo (USHORT)
        項目総数
      ・Message.ScrollUpdate.DispDataNo (USHORT)
        表示行数(未使用)
      ・Message.ScrollUpdate.DispOffset (USHORT)
        表示開始項目番号
     リターン
      なし
    NextPageID
     次のページを表示する。
     メンバ
      なし
     リターン
      なし
    PrevPageID
     前のページを表示する。
     メンバ
      なし
     リターン
      なし
    ScrollUpID
     1行分スクロールアップする。
     メンバ
      なし
     リターン
      なし
    ScrollDownID
     1行分スクロールダウンする。
     メンバ
      なし
     リターン
      なし
    NextItemID
     選択状態にある項目を1つ下に移動する。
     その結果、スクロールが発生した場合は、ListScrollUpIDメッセージが返ってくる。
     メンバ
      なし
     リターン
      なし
    PrevItemID
     選択状態にある項目を1つ上に移動する。
     その結果、スクロールが発生した場合は、ListScrollDownIDメッセージが返ってくる。
     メンバ
      なし
     リターン
      なし
    ListActiveRedispID
     指定した項目番号を選択状態にし、再表示する。
     また、指定した項目が表示外であれば、リストの一番上にくるように表示されます。
     メンバ
      ・Message.ListActiveRedisp.TargetID (USHORT)
        アクティブにする項目番号(0〜)
     リターン
      なし
    ListActiveNodispID
     指定した項目番号を選択状態にする。
     また、指定した項目が表示外であれば、リストの一番上にくるようにパラメータを設定します。
     メンバ
      ・Message.ListActiveNodisp.TargetID (USHORT)
        アクティブにする項目番号(0〜)
     リターン
      なし
    ListSetActiveID
     指定した項目番号を選択状態にし、再表示する。
     また、指定した項目が表示外であれば、リストの一番上にくるように表示されます。
     メンバ
      ・Message.ListSetActive.TargetID (USHORT)
        アクティブにする項目番号(0〜)
     リターン
      なし
    CheckActiveID
     現在アクティブな項目番号を調べる。
     メンバ
      なし
     リターン
      ・Message.CheckActive.TargetID (USHORT)
        アクティブな項目番号(0〜)
  3. イベントハンドラー関数
    ListSelectID
     void xxxxListSelect(APLFORMPTR AplForm, MESSAGE *Message, MESSAGE *ListMsg)
     項目が選択された時に呼ばれます。
     ListMsgで参照できるメッセージの付加情報。
      ListMsg->CommonMsg.MessageID   USHORT ListSelectID
      ListMsg->ListSelect.OccuredTime  USHORT システムが使用
      ListMsg->ListSelect.ItemID    USHORT 選択された項目番号(0〜)
    ListScrollUpID
     void xxxxListScrollUp(APLFORMPTR AplForm, MESSAGE *Message, MESSAGE *ListMsg)
     リストがオートスクロールアップしたときに呼ばれます。
     ListMsgで参照できるメッセージの付加情報はありません。
    ListScrollDownID
     void xxxxListScrollDown(APLFORMPTR AplForm, MESSAGE *Message, MESSAGE *ListMsg)
     リストがオートスクロールダウンしたときに呼ばれます。
     ListMsgで参照できるメッセージの付加情報はありません。
◆使用方法
  1. mcollist.ctlをSZABインストールディレクトリの下の control ディレクトリにコピーする。
  2. control/crimson.ctlファイルの最後に、「include mcollist.ctl;」の1行追加する。
  3. bin/classtypes.iniファイルの[CLASSTYPE4]に、「CLASS6=MCOLLISTCONTROL」の1行を追加する。
  4. mcollist.seqを libheader/c ディレクトリの下にコピーする。
  5. libMCOLList.aをSZABインストールディレクトリの下の lib ディレクトリにコピーする。
  6. MCOLList.hをSZABインストールディレクトリの libheader/c ディレクトリにコピーする。
    あるいは,各プロジェクトのディレクトリの csrc ディレクトリの下にコピーする。
  7. SZAB統合開発環境のリンカオプション LKFLAGS2 に -lMCOLList を追加する。
  8. 各プロジェクトのディレクトリにあるfrm_????.tplファイル内に、「.include "mcollist.seq"」の1行を追加する。
  9. 各プロジェクトのディレクトリにあるctl_????.tplファイル内に、「.include "mcollist.seq"」の1行を追加する。
  10. マルチカラムリストコントロールを使用するフォームの FormSetup関数内で、LIST_CALL_BACK_PIDプロパティを設定する。
    本来、フォームエディタ上で設定できるはずですが、コーディングで設定する必要があります。
     例.
      SetCtrlProperty(mColList, LIST_CALL_BACK_PID, procValue,
              (PROC)mColListListCB, AplForm->Control);
◆制限事項
◆著作権・転載条件など
  • 本ライブラリは,制限なしで使用可能です。自由に使用してください。但し,本ライブラリを使用して生じるあらゆる障害に対して,一切責任を負いません。

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