ハイジャックは既に難しくなっている。
短絡的だが、次はシージャックだろう。
戦艦や空母はシージャックできない。軍人ばかりだから、敵国籍では近寄らせてもらえないからだ。
ではどんな船がいいか。
ヒントを出そう。
1隻でも破壊力や被害が大きい種類である。
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中東に関連する。
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そうタンカーである。
原油タンカーは中東から出発する。今から急に乗り組むのではない。既に乗り込ませてあるのだ。そのくらいはパイロット養成より簡単なことである。
何処へ向かうかといえば、打撃の大きな場所がいい。
シージャックから攻撃まで時間的余裕はほとんどないのだ。
あならなら、どこをタンカーで攻撃するだろうか。
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正解は石油コンビナートである。
なにしろ、黙っていてもタンカーはコンビナートへ向かうのだから、シージャックするのは着岸寸前でいい。
船乗りは、港に入ると安心するだろう。飛行機で言えば、着陸直後である。緊張から解き放たれた瞬間、最大船速で突っ込ませるのだ。10分とはかからなし、万が一発見されても、コンビナート内でタンカーに対し対艦ミサイルは使わないだろう。
コンビナートで原油を撒き散らし(座礁で充分)ただけでも、被害は大きいし、火を放ってコンビナートに引火できたら大成功である。
ありえない作戦だと言い切れますか?
以上は筆者の予想である。
航空機をハイジャックして突っ込ませるよりよほど簡単である。
そうなって欲しいのではない。
予想できることは防げるからである。
外洋に於ける検閲、乗組員の確認はすぐにすべきである。
もう日本にも魔の手は伸びている。
あなたの隣の人はテロリストかもしれないのだ。
高層ビルの水族館、テーマパークのパレード、東京で最も高い電波塔の展望台も標的として相応しい。
テロは大規模でなくてもいいのだ。
肉体的ダメージだけでなく、精神的ダメージも成果である。
それなのに法整備は間に合わない。
政府は相変わらずあてにならない。
小泉首相には、「例え憲法を改正してでも、自衛隊を出兵させる」と言って欲しかった。
これでは自らの手で、自らを護るしかないのである。
日本の世論を統一し、国防にあたるべきだろう。
それは、茶の間の意識改革から始まるのだ。