Last Update :2000/08/18
Made By HOTARUIKA☆

TownsOS V1.1L10B ■□■□■□■□■□■□■□■


Towns標準オーサリングツール...
The Step of
 TownsGEAR



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概要・・・

   わりと情報の少ない、TownsGEARのバージョンアップ情報です。
   各TownsGEARのバージョンにおける変更点をまとめてみました。
   
   なお、GearPowerに関しては対象外とします(^^;



TownsGEARの実行環境

 TownsGEAR V1.1 :
    FM-TOWNS (RAM:1MB/2MB以上)
      TownsOS V1.1

 TownsGEAR V2.1
    FM-TOWNS (RAM:2MB以上)
      TownsOS V2.1 
      V1.1ノート読みこみ上位互換
    FMTOWNS MARTY
      FDD上のノートのみ

 ※FMTOWNS MARTYで使用する場合は、
  MARTY用「Townsアプリ実行セット」が必要になります。
  Townsアプリ実行セットには、TG_PLAY.EXPが入っています。



TownsGEAR V1.1L10・・・

   最初の版なので、変更点はありません(^^;

   V1.1L10の特徴は、動作の重さと、使いにくいと悪名高い
   補助モード。また、実行ファイルも1MB版と2MB版に分かれ
   ていました。メモリ1MB機に対応させるために、かなり無茶
   な仕様になっており、初期の評判は芳しくなかったようで
   す。そこから全ては始まり・・・・、
   V2.1以降になってかなり高機能、かつ複雑化していきます
   
   なお、TownsOS V1.1L10には「テキスト編集」が付いてい
   なかったので、TownsGEARのテキストフレームでテキスト
   ファイルを書いた、という信じ難い逸話が残っています。


TownsGEAR V1.1L10 B・・・

機能の追加・高速化点・・・
   ・部品の作成限界のメッセージ表示を追加。
   ・部品の移動・拡大・縮小時に座標位置表示を追加。
   ・GearBASICで、ラベルへのGOTOが正常に動作するように修正。


TownsGEAR V1.1L20・・・

機能の追加・高速化点・・・
   ・目次ノートと各ノートの行き来の高速化
   ・テキストフレームの表示・スクロールの高速化
   ・32768色画面のディジタイズ及び表示機能の追加(2MB)
   ・GearBASICにグラフィック命令を追加(2MB)
   ・16色モードでの全画面でのイメージフレーム編集搭載(2MB)

従来の機能の変更点・・・
   ・矩形/R矩形ボタン表示において、ボタン枠より表示文字が
    長い場合、V1.1L10では枠外部分は文字のみ表示していたが、
    V1.1L20では背景も含め、指定した文字列を表示するよう変更。
   ・V1.1L10では白色だったアイコンボタンのアイコン部背景色を
    透明(背景透過)に変更。
   ・V1.1L10でテキストフレーム枠一杯に文字が入力され、そこで
    改行が行なわれているテキストフレームをV1.1L20で表示する
    と、次行に空白行が表示されるようになった。


TownsGEAR V1.1L30・・・

機能の追加・高速化点・・・
   ・32768色モードでのビデオイフェクト機能を追加。
   ・イメージエディタでマルチフォントをサポート。
    ベクトルフォントカードにも対応した。
   ・REXプログラム(機械語外部プログラム)の呼び出しを追加。
   ・GEAR入門が追加された。

※この版で、TownsGEARの模範作品と呼ばれる「ルネッサンス」が
 デモとして追加されます。


TownsGEAR V2.1L10・・・

機能の追加・高速化点・・・
   ・TownsMENU V2.1とデザインを統一した。
   ・TownsOSの要メモリが2MB以上になったので、1MB版TownsGEAR
    を削除した。
   ・補助モードを一体化した。
   ・16色イメージエディタを子プロセス起動の子ペイントに分離。
   ・32K色エフェクタを子プロセス起動のプログラムに分離。
   ・子プロセス起動の子サウンド・メロディエディタを追加。
   ・GearBASICでPLAY命令と32K色フレームへの書込をサポート。
   ・ディスクユーティリティをTownsGEARから起動できるように変更。

従来の機能の変更点・・・
   ・V2.1L10で編集したノートは、V1.1で編集できなくなった。
   ・ユーザメモリのサイズが変わったので、V1.1のノートが一部
    動作しないようになった。
   ・GearBASICのFIND関数の仕様が変わった。
   ・GearBASICのSYSTEM命令で、終了時にノートの保存・更新を
    行うように変更。
   ・シングルドライブモードが設定できなくなった。


TownsGEAR V2.1L20・・・

機能の追加・高速化点・・・
   ・ムービーフレームを新設した。
    子プロセス起動の子キャプチャ(GXCAPT.EXP)を追加。
   ・グリッド表示機能、部品サイズ統一機能、等間隔配置機能、
    位置揃え機能などのレイアウト関連機能を強化した。
   ・クリックされた部品枠の反転表示中や音声再生中にも、
    操作が出来るようになった。
   ・従来のボタンと同様に、すべての部品からプログラムの起動
    ができるようになった。
   ・ランタイム版が添付された。

GearBASICの拡張・・・
   ・ムービーフレーム関連命令を追加。
   ・グローバル変数をサポート。
   ・ファイルダイアログ表示機能を追加。
   ・プログラムから直接文字列の入力ができる機能を追加。
   ・GearBASICにOBJ$関数を追加した。

内部的な変更点・・・
   ・環境変数FMINST/PCMINST/FNTを参照するようになった。


TownsGEAR V2.1L30・・・

機能の追加・・・
   ・音声エディタ(GXSND.EXP)が.WAV形式に対応した。
   ・GearBASICにSMSGPLAY関数を追加した。
   ・GearBASICにエラー90「プロシジャ領域の大きさが
    足りません」が追加された。

従来の機能の変更・・・
   ・ページを作成するときに、ページ毎に参照ページを使用
    できるようになった。
   ・ムービーキャプチャの対応機器にビデオカードIIIとビデオ
    プロセッサカードが追加され、[設定]メニューにビデオ
    カードの種類を選択するサブメニューが追加された。


TownsGEAR V2.1L31/L40・・・

  マニュアルおよびドキュメントファイル類からからTownsGEARに
  関する変更点の記載が見つからないので、不明です。
  おそらくバグフィックスのみだと思われます。
  情報をお持ちの方がいらっしゃいましたら、教えてください。
  
  なお、最終バージョンはV2.1L40です。



  はっきり言って情報が少ないので、どの機能がどの版で
  対応したのか、かなり曖昧です。
  間違いを見つけたらご連絡下さい。
  なお、私自身はTownsGEARは使わないのでほとんど詳しく
  ありません。
  GEARそのものの扱いについては、TownsGEAR用マルチメデ
  ィアプレーヤGrPLAYの作者の某M氏が一番詳しいと思いま
  す(^^;(他力本願)

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