Last Update :2000/01/01
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DOS6ベースのTownsOSで起動時表示を変える



TownsOSをDOS6ベースで運用していると、起動時に
Starting MS-DOS...

日本語MS−DOS V6.2L10(+3)
Copyright(c) ナンタラカンタラ...
...
...

とか表示されますが、「DOS6ベースとは言え、DOSなんかあんまり降りないぞ」とか、
ちょっと嫌なことがあります(^^;)
というわけで、変更してしまいましょう。

この文字列は、MS-DOS 6.2 の IO.SYSにありますので、
これをファイルダンプして書き換えることになります。

直接ファイルを書き換えると、たいてい起動できなくなるので、
関連ファイルを別ドライブにコピーしてから書き換えて、
最後にdosの sysコマンドで書き込むのが一番安全です。

なお、同じようにして、起動時の「日本語MS−DOS(R) V6.2 L10」
とか、「MS-DOS 6.2 スタートアップメニュー」いう表示も変更可能です。(^_^;)


1)ファイルのコピー
まず、以下のファイルを別のドライブのルートディレクトリにコピーします。
IO.SYS, MSDOS.SYS

2)属性を変更します
ぞのままではシステム属性がかかっていて編集できないので、ファイラーか何かで
ノーマル属性に変更します。

3)ダンプします。
TownsOS標準のファイルダンプなどを使って、書き換えます。
「Starting TownsOS...」という文字列がありますので、
探索機能を使って捜し出します。
参考までに、私の「MS-DOS V6.2 L10 +3」では&H1741バイト目にありました。

4)変更します
「Starting MS-DOS...」という文字列を書き換えます。
TownsOS標準のファイルダンプの場合は、[設定−>入力−文字]で、文字入力
モードに代えておくと楽です。他のソフトでは、16進で入力してください(^^;)
注意ですが、絶対に文字数を増減させないでください!!
最初より少ない場合はスペースで埋め、最初より文字数を増やすことはできません。
無理に他の部分にまで出っ張ると、たとえ起動できても非常に危険です。
例えば、「Starting MS-DOS...」→「Starting TownsOS..」くらいが妥当です。

5)属性をシステム属性に戻します

6)もとのドライブに転送します
ただコピーすると、動作しない場合があるので、SYSコマンドを使って転送する
のがもっとも安全です。
(普通にコピーしたり、ファイルを直接編集したりすると、もともとIO.SYSが
 あったセクタにコピーされる保証はないので、もし違うセクタにコピーされて
 しまった場合、起動できなくなります)

7)再起動して確認します。



なお、失敗するとそのドライブからは起動できなくなりますので、その場合は
別のドライブかMS-DOS6.2のマスターFDから起動して、SYSコマンドで
システムを再転送して復旧してください。

※直接セクタエディタで書き換えると、上記の操作は不要です(^^;)




参考までに、私の環境ではこうしています。
Starting TownsOS..

TownsOS V2.1L51 on MS-DOS V6.2L10
...
...







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