Last update:2002/07/16
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■ BXマザーでD0コアCPUは動くのか ■


いままでCeleron566@708をビデオキャプチャ機に使っていたのですが、AGP/PCI供給クロックが40MHzを超える喝入れ気味なのと、安定運用の為に、新しい石を導入することにしました。


■ BXマザーでD0コアCPUは動くのか ■


 結果から言うと、あっさり動作しました。動作確認環境は以下の通り。


石:Celeron 900MHz cD0コア
板:ASUS P2B rev.1.1
BIOS:1012 with HW
PWM :Intersil HIP6019BCB
下駄:MSI MS-6905 DUAL Rev1.1


※SOLTEKのPPGA-Celeron下駄では動きませんでした。C0コア以前も同様。


 現在 FSB 112MHz の 1009MHz で回していますが、非常に安定して動作しています。AviUtilからDivX-4.12のMPEG4エンコードを行い、長時間において負荷率100%の実用耐久チェックを行いましたが、まったく問題ありませんでした。Superπは未確認ですが、おそらく問題無いと思われます。


■ 確認事項(1) PWMコントローラ ■


 C0コア以前も含めて、Coppermineの石全体に言えることですが、CPUのVcore電圧を生成するマザーボード上のPWMコントローラが対応している必要があります。

 D0コアの場合のみ言える点としては、Vcore電圧が 1.75V ですので、Coppermine非対応のBXマザーでも、下駄で電源電圧を 1.8V 程度に明示できる場合であれば、ほぼ問題無く動作するはずです。

 私が使用した ASUS P2B は後期のタイプで PWMコントローラとして Intersil(旧HARRIS)の HIP6019BCB を搭載している為、問題無く電圧が出ているようです。参考までに、HIP6019CB もしくは HIP6019ACB だとCoppermineに対応しません。


■ 確認事項(2) BIOS ■


 CPUが安定して動作する為には、普通は BIOS をD0コア対応のものに書き換えておく必要があります。私が使用した ASUS P2B は下記のリビジョンのBIOS ROMイメージがが入手できるようです。

  1012 with H/W
  1012 without H/W
  1014_2 with H/W
  1014_2 without H/W

 いずれも、ASUSのドイツサイトからダウンロードすることが出来ました。1014_2 は β版、1012が正規の最終版BIOSとなります。このうち 1014_2 系列がD0コアに対応したBIOSらしいのですが、1012でも問題無く動作できています。特に不安定な点も見当たらないので、このままでいくことにしました。


■ 総括 ■


 CoppermineのD0コアは、FSBがユーザ設定可能で、電圧さえ出ていれば、概ね問題無く動作すると考えて良いと思います。

 次は、鱈に行ってみましょう(^^;




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