■ 概要 |
学校等で使用されているTOWNSの文教モデルは、 コンピュータ室などでネットワーク接続して 使えるように、さまざまな拡張ボードが増設 されています。その中でも文教モデルのTOWNS 専用にリリースされているボードは一般ルート では入手できないボードだったりします。 この文教TOWNS専用のボードについてレポート してみたいと思います。 |
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文教TOWNS専用ボード1
ビデオカードスロット用アナログAV接続カード CAI-ACE T1 Branch / CAT-10204 |
CRT出力・BUS-I/F・RS-232Cなどのコネクタがあります。 RS-232Cコネクタは、専用ケーブルで本体のRS-232Cコネクタに 接続されています。BUS-I/Fコネクタは、本体とは別の集中制御 ユニットに接続されて使用するもので、BUS-I/Fからの信号で TOWNSのモニタ出力を制御し、CRTに本体からの信号を表示するの か、ホストマシンの状況を表示するのか選択できるのだと思われ ます。 (BUS-I/Fには、RGB入力信号と制御信号などが来ているようです) よくDSLINKカードと共に搭載されていたことが多い様です。 なお、単体でのローカル使用では、まったく役に立ちません。 CRT出力の増設程度にしか使用できないようです(泣) 加えて、このCRT出力には複合同期信号のみしか出ていませんので、 接続できるのはTOWNS専用モニタに限られます。変換コネクタVを 使用してもAT互換機のモニタに表示をすることは出来ません。
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文教TOWNS専用ボード2
汎用バススロット用アナログAV接続カード WAVAC CAT-1R202 |
汎用バス拡張スロットに接続するカードです。 同じく内田洋行製アナログAV-NET用の端末用に設計されたもの のようです。用途の関係でビデオカードスロットが他カード (ビデオカード・ビデオプロセッサカード)に使用される場合 に使われていたようです。
CRT出力・BUS-I/Fのコネクタがあり、カードから延びているケ ーブルからは、本体側のRS-232CコネクタとCRT出力などのコネ クタへ延びています。VC版と比べてケーブルが増設されている のは、汎用スロットからは本体側のRGB信号が取り出せない関 係上、本体のRGB出力コネクタに直接接続する必要ができた為と 考えられます。 用途・機能的には、VC版とほぼ同じようです。 構造的には、汎用IC及びコンデンサ程度しか存在しません。 あとは、基本的に電磁波の漏れを抑える部品が多少ある程度です。 加えて、汎用バスには、1つか2つ程度しか信号ピンが接続され ていないので(他の接続ピンはほぼGND接続)、電源供給を受け ている程度に留まっていると思われます。
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文教TOWNS専用ボードの・・・ 製造元を探る |