------------------------------------------------------------------------------ MMチェック取り扱い説明書 V1.4 MMチェック(Manual Mail チェック) ------------------------------------------------------------------------------ 【はじめに】 メールが有るか無いかチェックするソフトです(ただそれだけです) ※プロバイダによってはチェック出来ない所も有ります 特徴としては 完全手動型チェックソフト、常駐無し 設定をしておけばクリック一発でチェックできる チェックが終わると自動的に終了する チェック後ダイヤルアップ切断ができる メールが有ったときには自動でメールソフトを起動できる (サウンドの再生も可) メールが有ったとき/無かったときの細かい動作が指定できる 動作が軽い フリーソフトである 複数のアカウントを一括チェック出来る コマンドラインでオプション指定ができる コマンドライン指定によりマルチアカウント対応 メール件数のみ表示できる(差出人、件名は表示出来ない) APOPに対応 宮崎 嘉明様のMMエディタとは全く無関係です 【インストール】 MMチェックを適当なフォルダを作成してそこに解凍して下さい MMチェック.EXE メール確認プログラム SETUP.EXE 設定プログラム README.TXT このファイル HSPSOCK.DLL DLLファイル(システムフォルダに移動する必要無し) AMRAShangUp.hpi DLLファイル(システムフォルダに移動する必要無し) Akihiro Masubuchi様作成 以上5つのファイルが出来ます はじめにSETUP.EXEを実行して下さい SETUP.EXE実行後は以下のファイルが自動的に作成されます MMC.INI 設定データ 【以前のバージョンをお使いの方へ】 上記5つのファイルを上書きコピーしてください "KazSnd.hpi"がある場合は削除してかまいません 【アンインストール】 解凍したフォルダごとばっさりと削除して下さい。きれいさっぱり無くなります レジストリ等は一切使用していません 【動作環境】 機種 AT互換機 OS Microsoft Windows 95 Microsoft Windows 98 Microsoft Windows NT 4.0/2000でも動くかもしれません(未確認) 【操作説明】 SETUP.EXEの説明 POP3サーバー名 あなたの契約プロバイダのPOP3メールサーバー名を 入力してください ユーザーID メールサーバーの認証IDを入力してください パスワード メールサーバーの認証パスワードを入力してください ※パスワードを空欄にするとメールチェック時に パスワードをきいてきます APOP認証 プロバイダのメールサーバーがAPOPの設定 (暗号化された認証パスワード)になっている 場合チェックを入れてください メールが有ったとき 1:自動でメールソフトを起動する メールが有るとMMチェックを終了してメールソフトを自動的に 起動します 2:ダイアログ表示(メールソフト起動) メールが有るとダイアログを表示してメールソフトを自動的に 起動します 3:ダイアログ表示(自動切断あり) メールが有るとダイアログを表示して自動切断します 4:ダイアログ表示(自動切断なし) メールが有るとダイアログを表示して終了します 5:ダイアログ表示(切断問い合わせ) メールが有るとダイアログを表示して切断を問い合わせます 6:何もしない(自動切断あり) メールが有っても何もしないで切断します サウンド再生にチェックが有ればサウンドを再生します 7:何もしない(自動切断なし) メールが有っても何もしません サウンド再生にチェックが有ればサウンドを再生します メールソフト名 メールが有ったときに起動するソフトを選択します メールが有ったときサウンド再生 チェックを入れるとメールが有ったときサウンドを再生します 参照 サウンドファイルを選択 再生 選択したサウンドの再生テスト メールが無かったとき 1:何もしない(自動切断なし) 何もしないで終了 2:何もしない(自動切断あり) 何もしないで自動切断します 3:ダイアログ表示(自動切断なし) メール無しのダイアログを表示します 4:ダイアログ表示(自動切断あり) メール無しのダイアログを表示して 自動切断します 5:ダイアログ表示(切断問い合わせ) メール無しのダイアログを表示して 問い合わせします MMチェック.EXEの説明 MMチェックを起動するとWindowsの設定に従いPOP3サーバーに接続して メールを確認します(ダイヤルアップまたはLAN) パスワードが未入力の場合はパスワードを問い合わせます (保存はされません) メールが有った場合はSETUPの設定に従い処理されます (ダイアログ表示の場合は件数がダイアログに表示されます) メールが無かった場合はSETUPの設定に従い処理されます 何回チェックを行ってもサーバー上のメールは削除されることはありません 【 複数のアカウントのチェック】 ・通常はSETUP.EXEで作成したMMC.INIにしたがってチェックを行います。 ・MMチェックと同一フォルダにMMC1.INI〜MMC9.INIの設定ファイルが存在すればその設定でも メールチェックを行います(MMC.INIは必須) ・複数のアカウントをチェックする場合はSETUP.EXEでMMC.INIを作成後 ファイル名をMMC1.INIに変更して下さい 以下同様に3個目のアカウントを作成してMMC2.INIにファイル名を変更します ※MMC1.INI/MMC2.INIを使用する場合もMMC.INIは必須ですので注意してください ・複数アカウントのチェックを行う場合はメールが有った時/無かった時それぞれ ダイヤルアップの切断をしないようにしてください。 チェックの度に回線の接続・切断を繰り返してしまします。 最後にチェックするアカウントのみ切断をするようにして下さい。 ・チェックする順番はMMC.INI→MMC1.INI→MMC2.INIになります。 ・プロバイダによっては、そのプロバイダのAPからの接続以外ではメールサーバー にアクセス出来ないところがありますのでダイヤルアップの切換えが必要です。 【コマンドラインオプション】 MMチェックを起動する場合にコマンドラインまたはショートカットで オプション設定ができます /INI:XXXXX.INI XXXXX.INIは設定ファイル名 例 /INI:ABC.INI 設定ファイルの作り方 SETUP.EXEを実行させてMMC.INIを作成します その後ファイル名を変更してください (ファイル名には空白を入れないで下さい) コマンドラインでファイル名を指定してやればその設定で 動作します 拡張子(.INI)まで記述してください /S;XXXXXX XXXXXはPOPサーバー名 例 /S:pop.abc.ne.jp /I:xxxxxx xxxxxは認証ID 例 /I:abcdef /P:YYYYYY YYYYYは認証パスワード 例 /P:vwxyz /A:[1-7] メールが有った時の処理 例 /A:2 ダイアログ表示(メールソフト起動) スイッチ1〜7はセットアップのメールが有ったときの処理の番号です /B:[1-5] メールが無かった時の処理 例 /B:3 ダイアログ表示(自動切断なし) スイッチ1〜5はセットアップのメールが無かったときの処理の番号です /APOP:[0or1] 0の場合はAPOP認証を行いません 例 /APOP:0 1の場合はAPOP認証を行います 例 /APOP:1 /INI: /S: /I: /P: /A: /B: /APOPは大文字小文字どちらでもOKです 各オプション間には必ず空白を入れてください 省略した場合はSETUP.EXE(MMC.INI)の設定で動作します コマンドラインオプションはSETUP.EXE(MMC.INI)の設定より優先されます /INI:と/S: /I: /P: /APOP両方でオプション設定すると/S: /I: /P: /APOPが優先されます 【FAQ】 Q:メールがあった時に時にエラー14が出ます A:メールソフトのファイル名又は、再生するサウンドのファイル名が 間違っているか、存在しない場合に発生します 正しいファイル名を設定してください Q:APOPには対応していますか? A:V1.3から対応しました Q:"サーバーが応答しません"と表示されるのですが? A:POP3サーバー名/ユーザーID/パスワードが間違っていると発生します。 特にユーザーIDはプロバイダーによって、 メールアドレスの@の前までのところと、 メールアドレス自体のところと、2種類ありますので気をつけてください 例:メールアドレスがabc@def.ne.jpの場合 abcをユーザーIDにするプロバイダと abc@def.ne.jp全てをユーザーIDにするプロバイダがあります。 また、APOP認証の設定が間違っていても発生します。 APOP認証のチェックボックスを変更してみてください。 Q:メールが無くても有りと表示されるのですが? A;プロバイダのメールサーバーにメールが残っている場合は 一度受信した後もメール有りと表示します メールソフトでサーバーにコピーを置かないように設定してください 又は、根本的な問題として、プロバイダによっては うまくチェック出来ないところも有ります(この場合は諦めてください) Q:ダイヤルアップの指定は出来ますか? A:指定は出来ません(IEの指定に従いダイヤルアップまたはLAN接続します) 【履歴】 2000/08/01 V1.4 サウンドの再生をMCIに変更 複数のアカウント一括チェックを追加 細かいバグ修正 一部のプロバイダで動作しない為修正 2000/03/27 V1.3 APOP認証に対応 2000/01/04 V1.2 ダイヤルアップ切断をRDISCOON無で出来るようにした HSP2.5で再コンパイル KazSnd.hpiを使用してサイズ縮小 細かいバグ修正等 1999/10/30 V1.1 一部のプロバイダで動作しない為修正 1999/10/23 V1.0 初版公開 【著作権および連絡先】 このプログラムはフリーソフトウェアであって、著作権は放棄していません。 本プログラムを使用したことで発生した如何なる不都合に対しても、 作者および転載者配布者は責任を追いかねますのであらかじめご了承ください   また上記条件に同意していただければ企業内使用についても一切制限しません   転載/配布については、以下の事項を遵守していただければ作者への連絡なしで 自由に行ってかまいません。(出来ればメールで連絡をください) ・ すべてのファイルを変更せずに、アーカイブのまま配布すること。 ・ 配布・転載は無料で行うこと、 ただしフロッピーディスク代などの実費の徴収は認める。 ・ 最新版がリリースされた場合、速やかに最新版も配布すること。 ・ 感想などを作者にフィードバックするよう努めること。 作者:しんべえ 【最後に】 このソフトはonion softwareのHSP V2.5を使用して作成しました この開発環境を提供してくれたonion software及びおにたま様に感謝致します また、Akihiro Masubuchi様作成のAMRAShangUp.hpiがバンドルされております。 非常に有益なDLLを開発されたAkihiro Masubuchi様には感謝申し上げます また、APOP認証の計算にIwata様作成のMD5ルーチンを引用させていただきました。 ありがとうございます。