------------------------------------------------------------------------------ とりこみ隊取扱説明書 V2.1.0 ------------------------------------------------------------------------------ 【はじめに】 このソフトは、デジカメなどから画像ファイルを パソコンに簡単に取り込むことができます。 特徴としては 操作がシンプルである デジカメファイルのコピー/移動が簡単 Exif撮影日付を元にフォルダに分類 Exif撮影日付をファイル名に変換 ファイル名は連番形式に変換も可能 取り込むファイルを選択出来る 取込み終了後に設定したプログラムを起動出来る ドラッグ&ドロップで連続自動処理可能 フリーソフトである 【インストール】 TRKM.LZHを解凍して下さい TRKM.EXE プログラム本体 README.TXT   いま読んでいるこれ 以上2つのファイルが出来ますのでTRKM.EXEを実行して下さい 【バージョンアップ】 2つのファイルを上書きして下さい 【アンインストール】 解凍したフォルダごとばっさりと削除して下さい。 レジストリは使用していません。 自動連番を使用した場合各フォルダにTRKMファイルが作成されます このファイルが気になる方は削除してください 【動作環境】 800×600以上の解像度と、256色以上の表示が可能なディスプレイ Microsoft Windows 98 SE Microsoft Windows 2000 Microsoft Windows XP (ビジュアルスタイル対応) たぶんこれ以外でも大丈夫でしょう (95/Meなど) Vistaでの動作報告もあります 【使い方】 ■「かんたん実行」について(V2.0.0) あらかじめ設定をしておけば、処理実行ボタンのみで簡単に取り込めます。 また、設定ウィザード機能で対話形式で設定が出来ます。 [設定を保護する]をチェックすれば不用意に設定を変更出来なくなります。 ■「詳細設定」について とりこみ隊のメイン画面になります 読込フォルダと保存フォルダを指定します。 V2.1.0よりサブフォルダの読み込みに対応しました ただし、階層が深い場合やファイル数が膨大な場合は時間がかかります フォルダ名分類形式を指定します ファイル名変換形式を指定します 処理開始ボタンを押します 処理モードについて 移動----ファイルを移動します コピー--ファイルをコピーします(読込フォルダに元ファイルがのこります) 拡張子指定について いままでは全てのファイルを処理していましたが V1.3からは処理するファイルの拡張子を指定することが出来るようになりました。 拡張子指定で個別に処理対象の拡張子を指定できます フォルダ名分類形式とは 読込フォルダにあるファイルを、撮影日付で分類するためのフォルダ名です ファイルの撮影日付が xxxx年xx月xx日の場合 xxxx年xx月xx日フォルダを作って そこにファイルをコピー/移動します。 このxxxx年xx月xx日の形式がファ名分類形式です 年で分類することも月で分類ことも可能です 分類方法を指定する為の形式文字を指定します。 日付時間形式指定文字列を使い自由に指定できます ※空白にするとフォルダ分類しません。 前固定文字 フォルダ名の先頭に付ける文字(任意の文字列) 後固定文字 フォルダ名の末尾に付ける文字(任意の文字列) フォルダの階層化について V1.3よりフォルダの階層化が出来るようになりました 具体的には 200X年 |--1月 | |--5日 | | +---HH_MM_001.JPG | | +---HH_MM_002.JPG | |--6日 | +---HH_MM_001.JPG | +---HH_MM_002.JPG |--2月 |--3月 このようなディレクトリ構成ができます フォルダ名分類形式に"\"をつけると そこから下位フォルダになります 上記の例は『yyyy"年\"mm"月\"dd"日"』です ファイル名変換形式 ファイル名を変換する場合は以下の指定方法があります 前固定文字 ファイル名の先頭に付ける文字(任意の文字列) 日付時間形式 Exif撮影日付を元に日付/時間形式でファイル名に変換できます 日付時間形式指定文字列を使い自由に指定できます (Exif撮影情報が無い場合はファイルのタイムスタンプを使います) 固定文字 ファイル名に付ける文字(任意の文字列) 連番形式 同じフォルダに分類する場合に連番を振ります 連番の開始数値も指定できます V2.1.0より4桁の連番に対応しました(最大9999まで) *************************************************************** ***************** 重要 ******************* *************************************************************** * * * V1.1より連番を付けなくすることが出来ますが * * 設定を間違うとファイル消失につながるので良く読んで下さい!!* * * * 変換後のファイル名が同じになる場合は * * 一番新しいファイルのみ保存されます * * * * hh_nn_ssのように秒単位のファイル名にすることを推奨します * * * * ファイル消失を防ぐ為に"上書き確認する"をONにすることを * * 強く推奨します * * * * ただし、連写機能のあるデジカメなどでは同じ時間に複数の * * ファイルがありますので連番形式にして下さい * * * * デジカメの日付設定がされていない場合も同一時間になるので * * 注意して下さい * * * * よく分からない時ははとりあえず連番形式にして下さい * * * *************************************************************** 自動継続 以前に取り込んだファイルに続けて連番を付けます 各フォルダにTRKMファイルが作成されます 拡張子変換 拡張子を小文字/大文字に変換できます 終了時の処理 処理が終了した場合に以下の動作が指定出来ます フォルダを開く 新規に作成した分類フォルダを開きます 自動終了 処理終了時に自動的に終わります 別のプログラムを起動 設定したプログラムを起動します 起動パラメータは保存フォルダを渡します ログ保存 ファイル処理結果をログファイルに書き出します ログファイルは保存フォルダに"処理日時.LOG"形式で作成されます 設定について 終了時の設定がそのまま保存されます また、メニューから設定を保存/読込できます ■「ファイル選択」について(V2.0.0) サムネイル又はファイル名で、個別に取り込むファイルを選択できます。 [読込]ボタンでは既定のフォルダから画像一覧を読み込みます [追加読込]はフォルダを指定して画像一覧を読み込みます また、リスト上に直接ファイル又はフォルダをD&Dしても読み込めます 取り込みたいファイルを左クリックで選択(shift ctrlキー有効)又は右クリックで連続選択 あとは、処理開始ボタンで取り込めます 連番形式はソート順になります。 【フォルダのD&Dについて】 プログラムアイコンにフォルダをドラッグ&ドロップすれば そのフォルダを読込フォルダにして処理を開始します(複数フォルダ対応) 【コマンドラインオプション】 フォルダのパスを指定して起動すればそのフォルダを読込フォルダにして処理を開始します -Sを指定すると起動と同時に処理を開始します、自動終了と組み合わせれば全自動で処理が完了します。 【送るメニューに登録】 プログラムアイコンのショートカットをsendtoフォルダに作れば そのフォルダを読込フォルダにして処理を開始します 【履歴】 2007/12 V2.1.0 サブフォルダー対応、連番の4桁化 2005/6 V2.0.4 終了時の外部プログラム起動にパラメータの指定を追加 2005/1 V2.0.3 ソートの不具合を修正(2.0.2は非公開) 2004/8 V2.0.1 外部プログラム起動時のパラメータ無の追加 2004/7 V2.0.0 ファイルの選択機能追加、ウィザード機能追加、INIファイル同梱解除 2004/7 V1.5.2 バグ修正 2004/6 V1.5.1 バグ修正 2004/6 V1.5.0 Exif情報の撮影日付を取得する仕様に変更&デザイン変更 2004/5 V1.4.0 拡張子の変換を追加 2004/1 V1.3.1 処理件数の表示を追加 2003/11下旬 V1.3 拡張子指定可/フォルダの階層化サポート/TRKMファイルを処理対象外に 2003/11中旬 V1.2.1 TRKMファイルの隠し属性化 2003/11 V1.2 自動継続機能を追加、処理フォルダが1個の場合そのフォルダをパラメータにした 2003/10 V1.1 連番を付けなくできるようにした 2003/8 V1.0b 画面表示の誤記修正 2003/7 V1.0a INIファイル同梱(98/ME系対策) 2003/6 V1.0 初版公開 【著作権および連絡先】 このプログラムはフリーソフトウェアであって、著作権は放棄していません。 本プログラムを使用したことで発生した如何なる不都合に対して、 作者および転載者配布者は責任を追いかねますのであらかじめご了承ください。   また、上記条件に同意していただければ、企業内使用についても制限しません。   転載・配布については、以下の事項を遵守していただければ作者への連絡なしで 自由に行ってかまいません。(できれば、作者までメールをください) ・ すべてのファイルを変更せずに、アーカイブのまま配布すること。 ・ 配布・転載は無料で行うこと。ただし媒体代などの実費の徴収は認める。 ・ 最新版がリリースされた場合、速やかに最新版も配布すること。 ・ 感想などを作者にフィードバックするよう努めること。 作者:しんべえ 開発環境 Delphi 6 personal 使用コンポーネント フォルダ選択コンポーネント Mr.XRAY様 http://homepage2.nifty.com/Mr_XRAY/Delphi/plFileDialog/ WindowsXP 対応コンポーネント 飛龍++様 http://www.namakoworld.com/lowtech/index.htm ファイルドロップコンポーネント 米田 昌司様 http://www.ceres.dti.ne.jp/~norg1964 サムネイル表示ボックス みず様 http://wblue.web.infoseek.co.jp/index.htm ダイアログ汎用操作ユニット たかみちえ様 http://onpu.sunnyday.jp/ ファイル&ディレクトリ検索コンポーネント Tiny Mouse様 http://hp.vector.co.jp/authors/VA029585/