コマンド編
(CUI)
ローカル環境において
インストールから運用まで、簡単に説明します。
詳細については「仕様」を参照してください。
GUI編 | コマンド編 |
ローカル環境でのテスト | ||
ステップ1 | ダウンロード | |
ステップ2 | インストール | |
ステップ3 | 設定 | |
ステップ4 | メールサーバの起動 | |
ステップ5 | メーラーの設定 | |
ステップ6 | メールの送受信 | |
インターネット環境でのテスト | ||
ステップ7 | 確認 | |
ステップ8 | IPアドレスの確認 | |
ステップ9 | ドメインの確認 | |
ステップ10 | 定義ファイルへドメイン情報を追加 | |
ステップ11 | ファイアウォール/ルータの設定 | |
ステップ12 | 終わり |
LAN環境でのテスト
まず、LAN環境でテストを行います。
インストーラ、またはアーカイブをダウンロードしてください。
ダウンロードした実行ファイル(WizMailServer*.exe)を実行してください。
アップデートの場合には、WizMailServer*.lzhを解凍してください。
ダウンロードしたアーカイブを解凍し、任意のディレクトリに移動してください。
uncompress ./wiz98ms*.tar.Z tar -xvf ./wiz98ms*.tar mv ./wiz98ms /wiz98ms |
ステップ2−1 システムのホームディレクトリの指定
ウィズ98 メールサーバ が動作するとき、システムのホームディレクトリ(bin、defなどが格納されているディレクト)を必要とします。
*注意:システムのホームディレクトリ配下にある、bin、defなどのディレクトリは削除しないでください。
Windows版ではインストールした場所がシステムのホームディレクトリとなりますので、設定は必要ありません。
Linux版ではシステムのホームディレクトリを環境変数にて指定してください。
setenv WIZ98MS_HOME "/e/WebSite/WebService" |
まず、メールサーバを動作させるサーバのIPアドレスを調べます。
ここでは仮に"192.168.0.160"とします。
ヒント
IPアドレスはipconfigコマンドで調査できます。
IPアドレスはifconfigコマンドで調査できます。
IPアドレスを以下の定義ファイルを編集し、SMTP/POP3プロトコルのホスト名に設定してください。
wmscrtactコマンドを実行し、メールアカウントを作成します。
wmscrtactコマンドには引数として@"アカウント名"、A"パスワード"を指定してください。
ヒント
各種コマンドは以下のディレクトリに格納されています。
システムのホームディレクトリ\bin
システムのホームディレクトリ/bin
wmscrtact test testpassword |
wmsstrコマンドを実行し、メールサーバを起動します。
wmsstr |
@メニューバーの[ツール][アカウント]を選択します。
追加ボタンをクリックし、[メール]Aを選択します。
以下の項目を入力してください。
項目 | 設定内容 | 記入例 |
表示名 | 適当 | ウィズ98 |
電子メールアドレス | @で指定したアカウント名@SMTP動作定義ファイルのhost | test@192.168.0.160 |
受信メールサーバーの種類 | POP3 | POP3 |
受信メール(POP3、IMA、またはHTTPサーバ) | POP動作定義ファイルのhost | 192.168.0.160 |
送信メール(SMTP)サーバー | SMTP動作定義ファイルのhost | 192.168.0.160 |
アカウント名 | @アカウント名 | test |
パスワード | Aパスワード | testpassword |
あとはメールの送受信操作を行ってください。
メールの送受信に成功すれば、メールサーバの動作がほぼ正しいことが確認できます。
インターネット環境でのテスト
次に、LAN環境からインターネット環境への移行、テストを行います。
ローカル環境では正常に動作しましたでしょうか?
ローカル環境で正常に動作しない状態では、インターネット環境で動作させることは困難です。
まずは、ローカル環境で正常に動かしてみましょう。
まず、メールサーバを動作させるマシンのIPアドレスを確認します。
以下のコマンドを実行してください。
上記例では、上二つがLAN、一番下がインターネットのIPアドレスです。
このIPアドレスを記憶しておきます。
*上記は例です。ご自身の環境ではご自身のIPアドレスを記憶してください。
以下のコマンドを実行し、確認してください。
ドメインが正しく設定されているか確認してみましょう。
すでに確認されている方は次のステップに進んでください。
確認のすんでいない方は以下の手順で確認してみてください。
以下のコマンドを実行してください。
上記のようにご自身のドメインを検査し、先のIPアドレスとドメインに関連ずけられているIPアドレスが等しいことを確認してください。
メールサーバ環境定義ファイルの以下の項目にドメインを定義してください。
また、SMTP/POP環境定義ファイルの以下の項目にドメインを追加してください。
ファイアウォール/ルータをお使いの方は、忘れずに25番ポートと110番ポートをあけてください。
あとは、メールソフトの設定をインターネットのドメインを使用したメールアドレス/サーバに変更し、メールサーバの再起動、送受信を行ってみてください。