Wiz管理者用遠隔ツール オンラインマニュアル Copyright Wizard98 2001第1.00版 2001年10月1日 Wizard98 |
版数 | 改版日 | 変更内容 | 改版者 |
1.00 | 2001.10.01 | 初版 | Wizard98 |
1 | はじめに |
1−1 | 機能 |
1−2 | 免責 |
2 | セットアップ |
2−1 | 必要なシステム |
2−1−1 | Windows系OS |
2−1−2 | WWWサーバ |
2−1−3 | ブラウザ |
2−2 | WWWサーバ設定項目 |
2−2−1 | 仮想ディレクトリの設定 |
2−2−2 | ファイル/フォルダの格納場所 |
2−3 | 定義/環境ファイルの設定 |
2−3−1 | 管理者情報ファイル(administrator.dat)の設定 |
2−3−2 | サーバ情報ファイル(serverinfo.dat)の設定 |
3 | 操作説明 |
3−1 | トップ画面 |
3−2 | ログオン |
3−3 | ログ情報 |
3−4 | 運用 |
3−5 | Web-DOS |
3−5−1 | コマンドの実行方法 |
3−6 | Text Transfer |
3−6−1 | テキストファイルの読み込み方 |
3−6−2 | テキストファイルの作成/書き込み |
3−7 | ログオフ |
4 | 連絡先 |
1 はじめに
本ツールでできること
|
から自宅サーバの |
|
できる。 |
こんな感じで
ブラウザの中にDOSが! |
バカなブラウザの中にテキストエディタが!! |
Wiz管理者用遠隔ツールは、Windowsのサーバコンピュータを管理する人のために作られたアプリケーションです。
管理者の方は本ツールを使用すると会社、学校、電車の中などから自宅のサーバマシンのメンテナンスを行ったり、運用を行うことができます。
現在、リモートツールは多くありますが、それらには以下のような制限があることがあります。
本ツールはWWWサーバのHTMLとCGIを基盤としてシステムを構成、そしてブラウザを通し操作することで上記の問題を解決しています。
1−1 機能
本アプリケーションは以下の機能を有しています。
・管理者認証 ・・・管理者以外の人が本アプリケーション/機能を使用することを抑止します。、
・Web-DOS ・・・インターネットを閲覧できる環境からならどこからでもサーバのDOSを使用できるようにする機能です。
・Text Transfer ・・・インターネットを閲覧できる環境からならどこからでもサーバ上のテキストファイルを作成/編集[できるようにする機能です。
1−2 免責
本ソフトはフリーソフトウェアであり、使用は個人の責任の元に行ってください。
いかなる障害がおきた場合も当方は、一切の責任を負わないこととします。
あらかじめバックアップを取っておくことをお勧めします。
2 セットアップ
ここでは、セットアップ方法の説明を行います。
2−1 必要なシステム
本システムは以下の3つの外部アプリケーションを使用し動作します。
2−1−1 Windows系OS
本システムはWindows系のサーバマシンを対応としています。
*1:ここでのサーバマシンは、OSがサーバという意味ではありません。
*2:Windows95/98系も大丈夫?
動作確認は以下のような状況です。
Windows2000 Pro | ○ |
Windows2000 Ad | ○ |
この他については随時追加していきたいと思っています。
動作確認のできた方はぜひご連絡ください→作者
2−1−2 WWWサーバ
本ツールを動作させるためにWWWサーバ(アプリケーション)を使用します。
現在確認されている対応WWWサーバは以下の通りです。
Microsoft IIS | ○ |
富士通 INTERSTAGE InfoProvider Pro | ○ |
この他については随時追加していきたいと思っています。
動作確認のできた方はぜひご連絡ください→作者
2−1−3 ブラウザ
本システムの操作を行う際に使用します。
Microsoft IE | ○ |
i-mode | △(Web-DOSは動作可) |
この他については随時追加していきたいと思っています。
動作確認のできた方はぜひご連絡ください→作者
2−2 WWWサーバ設定項目
WWWサーバを次のように設定してください。
設定方法は各WWWサーバのマニュアルを参考してください。
2−2−1 仮想ディレクトリの設定
ブラウザから以下のように資源にアクセスできるように設定してください。
アクセス | 格納している資源 |
http://サーバ名/cgi-bin | CGI |
http://サーバ名/img | 画像 |
2−2−2 ファイル/フォルダの格納場所
ファイル/フォルダ | 格納場所 |
admin_index.htm | HTMLファイルを公開している任意の場所に格納してください |
admin | [cgi-bin]フォルダと等価な位置に格納してください |
2−3 定義/環境ファイルの設定
各定義ファイルの設定を行ないWebアプリの設定を行います。
2−3−1 管理者情報ファイル(administrator.dat)の設定
ファイル名 | administrator.dat |
ファイル内容 | 管理者の情報を設定します |
格納場所 | [admin]フォルダ |
項目 | 内容 | 記述例 |
name | 管理者の名前です。 | name=administrator |
password | 管理者のパスワードです。 | password=administrator |
2−3−2 サーバ情報ファイル(serverinfo.dat)の設定
ファイル名 | serverinfo.dat |
ファイル内容 | サーバの情報を定義します |
格納場所 | [admin]フォルダ |
項目 | 内容 | 記述例 |
serveraddress | 自サーバのアドレスです。 ドメイン/IPアドレスを指定します。 |
serveraddress=localhost |
3 操作説明
運用は以下の手順で行います。
1 トップ画面にアクセス
2 ログオンによるユーザ認証
3−1 トップ
図−1はトップ画面です。
セキュリティの観点から本ツールは途中からページにアクセスすることを禁止します。
本ツールを使用する場合には必ずここから使用するようにしてください。
ブックマークはこの画面に♪
図−1 |
3−2 ログオン
管理者認証を行います。
以下の管理者情報を入力し、[Logon]ボタンをした押ししてください。
項目 | 内容 |
User Name | 管理者の名前です。 |
Password | 管理者のパスワードです。 |
図−2 |
3−3 ログ情報
ログ情報画面です。不正なアクセスはなかったかを確認できます。
表示名 | 移動先 |
Operate | 運用に移動します。 |
以下の情報が表示されます。
項目 | 意味 |
Last time | 前回ログオンした時間です。 |
Access time | 今回ログオンした時間です。 |
Access count | ログオン回数です。 |
図−3 |
3−4 運用
運用画面です。
この画面から各機能を実行する画面に移動します。
表示名 | 移動先 |
Web-DOS | Web−DOSの操作画面に移動します |
Text Transfer | Text Transferの操作画面に移動します |
Logoff | 本ツールの操作を終了しログオフします |
図−4 |
3−5 Web-DOS
図-5はWeb-DOSの操作画面です。
リンクには以下のものがあります
表示名 | 移動先 |
Operate | 運用画面に移動します。 |
Command List | Wizのお気に入りコマンド集に移動します。 |
Logoff | 本ツールの操作を終了しログオフします |
3−5−1 コマンドの実行方法
基本的にサーバのDOSプロンプト(コマンドプロンプト)と同様の動きをします。
下部分の【1行テキストボックス】にコマンドとパラメタを入力し、[exe]ボタンをした押しします。
例外事項として次のことがあります。
*この他、対応できていないコマンドがあることが考えられます。見つけられた場合には作者までご連絡ください。
図-5 |
3−6 Text Transfer
図−6はText Transferの操作画面です。
リンクには以下のものがあります
表示名 | 移動先 |
Operate | 運用画面に移動します。 |
Logoff | 本ツールの操作を終了しログオフします |
図−6 |
3−6−1 テキストファイルの読み込み方
@【Path:】の横にある上部1行テキストボックスにサーバ上のファイル名をフルパスで入力します。
ARemote Text Editor上のメニューバーから[Read]を下押しします。
B読み込み完了を待ちます。
C中央部テキストエリアにファイル内容が表示されます。
3−6−2 テキストファイルの作成/書き込み
@【Path:】の横にある上部1行テキストボックスにサーバ上のファイル名をフルパスで入力します。
ARemote Text Editor上のメニューバーから[Write]を下押しします。
B書き込み完了を待ちます。
C中央部テキストエリアの内容が保存されました。
*1指定されたファイルがサーバ上にない場合には、新規にファイルを作成します。
*2指定されたファイルがサーバ上に存在する場合には、上書きします。上書き確認は行いません。
3−7 ログオフ
図−7はログオフ画面です。
本ツールを終了する場合にはここの画面でブラウザの[X]システムボタンをクリックしてください。
リンクには以下のものがあります
表示名 | 移動先 |
Logon | 本ツールの操作を再使用します。 |
図−7 |
4 連絡先
ご質問、バグ、感想、不具合や機能についての要望などがありましたら、下記の宛先までご連絡下さい。
URL | http://hp.vector.co.jp/authors/VA019646/software/index.htm |
wiz98@wiz98ms.zive.net |