OME_Move (v. 1.0) ヘルプ

1 OME_Move ウィンドウ

起動すると,「OME_Move」ウィンドウが表示されます.ウィンドウには「設定」ボタンと「実行」ボタンがあります. 「実行」ボタンを押すとそれまでの設定に従ってメールを移動します.「設定」ボタンを押すとどのようなメールをどこへ移動するかを設定する画面になります. 何もせずに3秒立つと自動的に実行ボタンを押したことになります.

2 OME_Move 設定ウィンドウ

最初の「OME_Move」ウィンドウで「設定」ボタンを押すとそのウィンドウが消え,「OME_Move 設定」ウィンドウが現れます.

2.1 ルール表

「OME_Move 設定」ウィンドウの左端にはメール移動ルールの一覧が表示されます.ルールの一つをクリックすると,右側にそのルールの詳細が示されます.表には以下の 2.4 のキーワードまたは比較日が表示されます.

2.2 移動元フォルダ

1行目の移動元フォルダの欄には OME のルートフォルダ(デフォルトでは「OS_Mail_Environment」)からの相対パスまたは絶対パスでフォルダ名を記入します.「選択...」ボタンを押すとオープンパネルでフォルダを選択して指定することができます.このフォルダの中にあるメールが移動処理の対象になります.

2.3 移動のてがかり

2行目のポップアップメニューで何を手がかりにしてメールを移動するかを定めます.ファイル名または,From, Subject, To, Date のヘッダを使います.

2.4 キーワードまたは比較日

3行目は,2行目がファイル名または,From, Subject, To のときにキーワード,Date のときに比較日を年,月,日で指定します.

2.5 比較方法

4行目のポップアップメニューで比較方法を指定します.てがかりがファイル名または,From, Subject, To のときにはキーワードを含む,キーワードで始まる,キーワードで終わる,キーワードと一致するのいずれか,てがかりが Date のときには指定日より前,以前,以後,より後,と一致のいずれかになります.

2.6 移動先フォルダ

5行目の異動先フォルダで,条件を満たしたメールを移動する先のフォルダを(OME のルートフォルダからの相対パスまたは絶対パスで)指定します.「選択...」ボタンはオープンパネルを使ってフォルダを指定します.

2.7 左下のボタン

「追加」ボタンは設定した移動ルールを新しく追加します.「変更」ボタンは左の表で選択されている移動ルールを設定したルールで置き換えます.「削除」ボタンは左の表で選択されているルールを削除します,

2.8 右下のボタン

「実行」ボタンは左の表の移動ルールでメールを移動します.設定ウィンドウは開いたままです.「終了」ボタンは何もせずに OME_Move を終了します.「実行して終了」ボタンは左の表の移動ルールでメールを移動した後 OME_Move を終了します.

5 入手方法と連絡先

OME_BrowserXCoS は OME といっしょに配付されています. OME は
http://mac-ome.jp/
から入手できます.ただし,最新版が出た直後は,
http://www.vector.co.jp/authors/VA019709/OME_Move.html
でまず公開されます.

OME_Move についての感想,バグ報告などは

takahasi@lisboa.ics.nara-wu.ac.jp
宛に送って下さい.