第26話「そう、一夏の出来事が原因だったんだよ。ワシがでじこにハマったのは・・・」




8月某日。
ワシは知りあい2人と共に、毎年に行われる(ある意味恐怖の)祭典に足を運んだ。
今回は特にワシ個人としてはその祭典に用はなかったのだが、暇なので誘われるままに行ったのであった。


卑怯な手を使い、早く入場したワシたちは、目当てのサークルにて本を購入し、1・2時に会場を後にしようとした。
出口はどこかとウロチョロしていると、2回の外周部分のようなところに出てしまった。
ウロチョロついでに、キョロキョロと田舎者丸出しで歩いていると、
一本のロープを挟んでやけにコスプレーヤーの方々が闊歩していらっしゃった。
『コスプレ広場』
しばらく進むと、そう書いてあった。
が、3人そろって「ふーん。」というリアクション程度であまり気にも留めず出口を探し続けていた。
だって、色々条件満たしていないとそこへは足を踏み入れられなかったし。<関係なし


その時だ!
ワシがその人を目にしたのは!!



ふとワシがその広場内を見ると、一人の女性の後ろ姿が・・・・・・。
彼女は写真を撮らせてあげていた。


「あ、どぉもありがとうございましたぁ〜。(想像)」
ペコリ


な・・な・・・なんてかわいいんだぁぁぁぁぁ!!!


ワシはそのあまりにかわいらしいお辞儀に惚れてしまったのであった。
しかも、よりにもよって後ろ姿
我ながら、アホじゃないか。いや、アホだ。というより、アホだろ。むしろレオパルドンだろ
そう思った。
が、仕方ぁないじゃないか。<誰にともなく呟くワシ。

しかし、超奥手のワシ(自分でいうのもなんだが)は声をかけるなどトテモでない。
泣く泣くその場を後にしたという訳なのである。


ところが、神はいたのか?!
進んでた方向は行き止まりとわかり(馬鹿)、再びさっきの場所を通る事になったのだ!
「今度こそ、声をかけよう。」
内心ドキドキしながらワシ達は先程の女性がいた場所へ・・・。






もういなかった・・・・・・。



こうしてワシの一夏の淡くも儚い恋は終りを告げたのであった。
ちなみに、その女性のコスプレというのが何を隠そう(っつーかこれが本題)、でじこだったのです。

それから、徐々に(何故か)ハマっていってしまったのでした。
めでたしめでたし。




ちなみに、「私がその時のでじこのコスプレーヤーにょ♪」という方は、是非ネ無者までメールください。<無理だっちゅーねん
お友達になりましょう!!<アホ




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