AS/400は、OS標準でRDBを実装しています。
そして、ライブラリーに作成するファイルは、特に意識しなくても、RDB形式を取ります。
通常のファイルI/Oはレコード単位でのI/Oとなり、通常、レコードの中は固定フィールドと
なります。
他のプラットフォームは、OSに、このような機能ははついていません。
RDBを使用したい場合はDBMSを導入し、その中でこのような処理をします。
PCやUNIXの標準のファイルシステムでは、ディレクトリーにファイル名などの属性は登録しますが、
レコードレイアウトのなどは属性としてもちません。
データはファイルに連続して入ります。
データの区切りなどにCRやLFなどの制御文字を挿入することで、ファイルの表示をコントロールしています。
このようなファイル形式をストリームファイルと呼びます。
ストリームファイルには、事前に定義したフィールドというものはありません。
データは連続して置かれ、改行などの制御コードを含みます。
C言語は、ストリーム形式しかサポートされていない環境で主に使用されてきたため、
標準のI/O関数はストリーム形式をサポートするようになっています。
と言う訳で、AS/400のC言語環境でファイルI/Oを行うには、大きく3種類の方法が存在します。