AS/400のTCPIP通信サポートは、OSの基本機能となっています。
OS/400のバージョンによって、サポート範囲が多少異なりますが、いずれのバージョンにおいても、 TCPIPの基本的なアプリケーションであるtelnet,ftp,smtp,などをサポートしています。
サポートする通信形態は、LAN(Ethernet/TokenRing)が中心ですが、x25,PPP,slipといった 遠隔接続の通信形態もサポートしています。
AS/400でtcpipを利用するには、まず使用する回線定義(通常はLAN)が必要です。
回線定義が完了したあとに、TCPIPのIPインターフェースを作成します。
最低限この2つの定義を行い、回線,インターフェース、TCPIPサーバーを開始するだけでTCPIPが利用可能となります。
詳しくは、AS/400のTCPIPのマニュアルを参照してください。