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Microsoftからのデータベースアクセス (1999/3/7 〜 )


Microsoftのデータベースアクセスの手法には、現在いろいろなものが存在し、利用可能です。

主なデータベースアクセスインターフェースには、ODBC / OLE DB が存在し、主なアプリケーション インターフェースには、ADO / RDO / DAO などがあげられます。

ADOはOLE DB、RDOはODBC、DAOはJetデータベースエンジンのインターフェースとして誕生したはずなのですが、 この組み合わせは必ずしも固定ではありません。
RDOからJetデータベースエンジンへのアクセスも可能ですし、DAOからODBCの利用も可能ですし、 ADOからは、Jet/ODBCどちらにもアクセスが可能です。

(ADOのデビューはASPのインターフェースとして実装されたのが最初だったので、ASP用のインターフェースと 思われていることもありますが、実際は、OLE DBとのインターフェースと解釈した方が妥当でしょう。)

Microsoftのテクノロジーの範囲内だけでも、すでにいろいろな選択肢が考えられる状況です。

これにAS/400(DB2/400)とのインターフェースでさらに選択肢が考えられます。

  • クライアントアクセス(ODBC/OLE DB/CAのアドインオブジェクト/CAのAPI...)
  • PCOMM(ODBC/EHLAPI/OLE/PCOMM API/CPI-C...)
  • DB2(UDB)(CAE/DRDA/ODBC....) など

では、それぞれのインターフェースの使い分けはどのように考えればよいのでしょうか?
これらの、組み合わせの利点/欠点などはそれぞれ、どうなるのでしょう。また、考慮事項は?
次項、これらの検証に入っていきたいと思います。

検証の方法としては、まず、あるテスト用のDBアクセスのモデルを作成します。
そして、それを共通のモデルとして、いろいろなインターフェースによる実装を行うことを通して それぞれの方法論についての評価をしていきたいと思います。

まあ、早い話が、同じアプリケーションを違う方法で作成して比べてみましょうってことです。

.....つづく.....


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