★★★ Technical Info ★★★


AS/400 から Oracle データベースアクセス (1999/9/4 〜 )


【 一方の DBMS に他方をアクセス可能なプログラムを作成 】

【 ORACLE 】


AS/400へのアクセスは、通常のクライアントと同じ方式をとるので、DBMS間の連携とはならない。

ORACLEのプラットフォームにより使用出来るクライアントが異なるが主なものは以下の通り

  • NT:ODBC,CAE(DB2必要)
  • AIXその他のUNIX:CAE(DB2必要)

【長所】

  • ソフトウェアは標準的なものが使用出来るのでコストは低い
  • クライアントプログラム作成する程度のスキルで開発可能なので比較的容易

【短所】

  • 両方のDBMSサーバーにアクセス対するスキルは必要
  • あくまで別々にアクセスするので、両DBを通したトランザクション処理は無理

【 AS/400 】


AS/400からORACLEへのアクセス出来る方式は現在JDBCのみです。

AS/400のJVMで動作する必要があるため、使用可能なJDBCは100%PureJavaの JDBCのみですが、ORACLEより100%PureJavaのJDBCがサポートされています。

AS/400のJVMにORALCEのJDBC関連のクラスを置く必要あります。

【長所】

  • ソフトウェアは標準的なものが使用出来るのでコストは低い
  • 開発環境はPCなどのIDEを使用し、出来上がったものをAS/400で実行することができる
  • JavaとAS/400のプログラムとの連携も可能なので全てをJavaで書く必要はない。
  • 両製品ともにJavaのエンタープライズ環境に力を入れており、今後の機能拡張が期待出来る。

【短所】

  • AS/400のJVMでORACLEのJDBCを動かした事例が少ない(まだないかも)
  • メーカーサポートが受けにくい。(少なくてもORACLEの問題かJVMの問題かの切り分けは自分でする必要あり)


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