★★★ Technical Info ★★★


AS/400 から Oracle データベースアクセス (2000/10/29 〜 )


【WebSphereを利用したOracleへの接続】


Oracle の JDBC DriverをAS/400のIFS上にコピーし、AS/400上の WebSphere環境およびJava環境 において利用可能とする例です。

【セットアップ方法】

  1. Oracle JDBC Driver Oracle JDBC Driver(Thin)をダウンロードする。

    • OracleのJDBC Driverには OCIとThinの2種類がありますが、AS/400上で利用可能なのは、Thinの方のみ です。(JDBC TYPE4なのでJVMで利用可能)

    • JDK 1.1x用とJDK 1.2x用の2種類のOracle JDBC Thin Driverがあります。AS/400に導入済みのJDKのバージョンと 同じものを選択してください。
      必須ではありませんが、WebSphereのJDKバージョンと合わせた方が無難でしょう。
      • WebSPhere V302x = JDK1.1.x
      • WebSphere V35x = JDK1.2.x

    • NLS用のバッチ(NLS-ZIP)も必要です。

    • その他、詳細については、Oralce社のガイドに従って作業してください。

  2. AS/400上にOracle JDBC Driverをコピーする。

    • Oracle JDBC Thin Driver の準備ができたら、AS/400のIFSにコピーします。

    • WebSphere等から使用出来るように権限を付与します。(*PUBLIC *RWなど)

  3. WebSpereの管理コンソールから作業します。
    • WebSpereの管理コンソールからJDBCドライバーの登録を行います。

    • WebSpereの管理コンソールからデータソースの登録を行います。

    • WebSpereの管理コンソールからJDBCドライバーのインストールを行います。

以上でセットアップは完了です。

これで、WebSphereの Servlet や EJB にて利用可能となります。

次回、実際にServletやEJBからOracleをアクセスするサンプルを紹介します。


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