Oracle の JDBC DriverをAS/400のIFS上にコピーし、AS/400上の WebSphere環境およびJava環境
において利用可能とする例です。
【セットアップ方法】
- Oracle JDBC Driver
Oracle JDBC Driver(Thin)をダウンロードする。
- OracleのJDBC Driverには OCIとThinの2種類がありますが、AS/400上で利用可能なのは、Thinの方のみ
です。(JDBC TYPE4なのでJVMで利用可能)
- JDK 1.1x用とJDK 1.2x用の2種類のOracle JDBC Thin Driverがあります。AS/400に導入済みのJDKのバージョンと
同じものを選択してください。
必須ではありませんが、WebSphereのJDKバージョンと合わせた方が無難でしょう。
- WebSPhere V302x = JDK1.1.x
- WebSphere V35x = JDK1.2.x
- NLS用のバッチ(NLS-ZIP)も必要です。
- その他、詳細については、Oralce社のガイドに従って作業してください。
- AS/400上にOracle JDBC Driverをコピーする。
- Oracle JDBC Thin Driver の準備ができたら、AS/400のIFSにコピーします。
- WebSphere等から使用出来るように権限を付与します。(*PUBLIC *RWなど)
- WebSpereの管理コンソールから作業します。
- WebSpereの管理コンソールからJDBCドライバーの登録を行います。
- WebSpereの管理コンソールからデータソースの登録を行います。
- WebSpereの管理コンソールからJDBCドライバーのインストールを行います。
以上でセットアップは完了です。
これで、WebSphereの Servlet や EJB にて利用可能となります。
次回、実際にServletやEJBからOracleをアクセスするサンプルを紹介します。
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