DXF覚書


DXF(Drawing Interchange Format) AutoCAD Release12


・BLOCKSセクション

DXFファイルのBLOCKSセクションは全てのBLOCK(複合図形)の定義を含む。

このセクションは図面で使用されたBLOCKを構成するentity、
HATCHコマンドと自動調整寸法で生成された匿名の複合図形
含む。

このセクションのentityのフォーマットは、後のENTITYセクションと同一である。

BLOCKSセクションの全てのEntityはBLOCKとENDBLKの間に現れる。

BLOCKとENDBLK enmityはBLOCKSセクションにだけ現れる。

BLOCKの定義はネストは出来ない(BLOCK,ENDBLK entityは他のBLOCK-ENDBLKペアの内に
現れる事は出来ない)、がBLOCKの定義はINSERT entityを含むことは可能、。

外部参照は、外部参照のパスとファイル名の文字列(グループコード1)のincludeを除き
どのBLOCK定義にも記述される。
テキスト文字列フォーマットは以下

Xref filename

BLOCK
2
BLOCK(複合図形)名
3
これもまたBLOCK名
70
BLOCKタイプフラグ
10,20,30
BLOCK基点

BLOCKが外部参照の場合グループコード1(Xrefパス)も含む。
BLOCK EntityはEntitiesセクションにではなくBLOCKSセクションにのみ現れる。
BLOCKタイプフラグ(グループ70)はbit-codeで、以下の意味を持つ。

 1
匿名のBLOCK、HATCH,自動調整寸法,内部操作,アプリなどで作成される
 2
BLOCKは属性を持つ
 4
BLOCKは外部参照(Xref)
 8
未使用
 16
BLOCKは外部従属
 32
外部参照が解決又は外部参照に従属
 64
この定義は参照されている

ENDBLK

  グループ無し。BLOCKSセクションにのみ現れる。