・AVRマイコン本体
私が使用しているAVRマイコンを紹介します.
型番はAT90S2313でFig. 1はその写真とピン配置です.
![Fig. 1 AVRマイコン](fig_01.jpg)
Fig. 1 AVRマイコン
・ドングル基板
まずは,書き込むためのドングル基板を製作します.
ここでは,プリンタ接続に使うポートであるパラレルポートを利用した物を紹介します.
Fig. 2がデジットで売られているドングル基板キットです.
![Fig. 2 デジット販売のドングル基板](fig_02.jpg)
Fig. 2 デジット販売のドングル基板
D-SubコネクタをPCに繋ぎます.BOX型の10Pinのコネクタは,書込み先のボードに繋ぎます.
・書込み用基板
次に,ドングル基板からのデータを受け取り,AVR書き込む為のボードを製作します.
私の場合,練習用回路付きのAVR書込み用ボードを製作しました.
Fig. 3が製作したボードです.行き当たりばったりで製作した為,大変なことになりました.
![Fig. 3 練習用回路付きAVR書込み用ボード](fig_03.jpg)
Fig. 3 練習用回路付きAVR書込み用ボード
スイッチの横に見えている3Pin1列ソケットはセラロックを接続します.
書き込み部分の回路は,キットに付属する説明書の回路を参考にしました.
キットでは対象チップがAT90S8515だったのでAT90S2313のデータシートを見ながら対応させました.
・プリンタポートの設定
ドングル基板はLPTポートに接続します.私はLPT1に接続しました.
通常はこれで書込みソフトのPonyProg2000を用いれば書き込めるはずですが,私の環境の場合Windows2000のポートの設定を変更してやる必要がありました.
私は,リソースのフィルタ方法で「割り込みを全く使用しない(N)」か「ポートに割り当てられた割り込みを使用する(U)」にすると書込みができました.
この設定は簡単に変更できるので,その都度試して動作したもので行えば問題ないでしょう.
Fig. 4はその設定画面です.
![Fig. 4 プリンタポートの設定](fig_04.png)
Fig. 4 プリンタポートの設定