折りしも、日本とアメリカとの間で、貿易摩擦が大問題となっていた時期でした。 オイルショックの後、小型で使い勝手がよく、しかも壊れない日本車は、アメリカで売れまくり、そのせいでアメリカの対日貿易は大赤字、アメリカの自動車メーカーも車が売れなくて大赤字、という困った状態になっていました(最近も似たようなことがあった気がするのですが)。 アメリカで日本車反対デモが起こり、アメリカの労働者たちが日本車をハンマーでフルボッコにぶっ壊したんですが、冗談でその日本車のエンジンを掛けてみたら見事にエンジンが掛かってアメリカ人がびっくりしたのもこの頃のお話です。 この反日ムードを抑えるため、日本の自動車メーカーは 『日本で作ってアメリカで売る』 という方針を 『アメリカに現地法人を作って現地人を雇い、現地で売る』 という方針に転換せざるを得ませんでした。 今とまったく変わってませんね。 |
余談ですが、ある市役所の職員さんは、わざと電波の弱いJ-PHONEを使っていました。 急な呼び出しがあったときに 「なんで携帯の電源を切ってたんだ!」 と言われても、 「いや、J-PHONEは電波が弱いんで」 と言い逃れすることができるからだそうです。 ちなみに、その市役所の建物の中ではJ-PHONEの電波が入らなかったそうです。 ある市町村でその携帯電話が使えるかどうかの基準点は、市町村役場の位置だそうなので(つまり、その市町村役場の場所で携帯電話がつながれば、その市町村の人口をカバーしているとカウントします。詳しくはこちら→ Wikipedia )、解釈によっては
その市ではJ-PHONEが一切使えない
ということにもなりかねないのですが。 (実際には、さすがに建物外や窓際では電波は入ったようです) |