あなたが、'はにゃ〜ん'と感じる様な魅力と言うのは、幼い'かわいさ'だけでしょうか
おそらく、'NO'でしょう(たちゃな様、¢お小夜様、その通りでしょ(^_^))
巫女さん、袴っ娘や、稚児行列を見ると、'天女の様な気高さ'を感じるでしょう
わらべ歌舞伎、チビ玉ちゃんを見ると、時には'熟女の様な艶っぽさ'を感じるでしょう
これらは、何れも、'成人女性'の魅力であって、幼い、かわいさ、では無い筈
私は、単に艶っぽいだけの成人女性には興味が湧きません(増してや、※木※※子なんて)
又、普段着、素顔の子供にも、余り興味が有りません
しかし、子供が、成人並みの(或いは、それ以上の)化粧をしたり、成人並みの島田の鬘を被ったり、成人同様にお太鼓に結んだりしてるのを見たり、いかにも、子供と言う感じの、幼い声(童声)に、成人の歌手並みのビブラート、テクニックが掛ってるのを聞いたりすると、とたんに
はにゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん
と感じてしまいます(それが男の子だったりすると、尚更)
このページのテーマは、ズバリ、'幼い、かわいさ'の隙間から匂う'成人女性'の色香です
欧米では中学生相当位から化粧して通学する場合が多い様だが日本では校則で禁止されてる場合が殆どなので、少なくとも、現代の日本では子供が日常化粧すると言う事は有り得ません
又、音楽の授業の時間に聞かれる歌声にビブラートが掛る事も、先ず有り得ず、ビブラートを上手に掛ける生徒がいたとしても、先ず、異端視されるでしょう
しかし、それが許される次元が有るのです、それは
非日常
です
ある時は、祭りの中で、ある時は、カラオケ大会で、ある時は、宮参りで、ある時は、発表会で、、、、
これらは、何れも、非日常、ですね
いつもは目立たない子が、祭りの当日、化粧して、祭り衣装を着ると、途端に艶麗な魅力を漂わせる、歌い出すと、成人の歌手並みのビブラート、テクニックで観客を酔わせる、等
これらは、ズバリ、日常、固定観念からの脱出、幼児性と成人性の共存です
現代でこそ、成人女性であれば、日常化粧は当たり前と言う感じですが、化粧の起源と言うのは、日常からの脱出であり、日本でも、室町時代までは、一般庶民が日常化粧すると言う事は殆ど無かった様です
当時は化粧品その物が大変高価だった事から一般庶民が化粧するのは祭り、人生の節目、等、非日常に限られてた様です
化粧品の製造技術が進み、量産で安価に成ったからこそ、日常化粧が出来る様に成った訳です
そして、化粧の彩色その物にも、意味がある事が判りました
先ず、顔を白く塗る、これは、ズバリ、
神様に近付く事
そして、口紅を塗ったり、額や頬の点、お歯黒、目の回りを赤や青で彩ったりするのは
魔除け、厄除け
であります
実際、舞妓の化粧でも目尻の紅の事を'厄除け'と称してる位です
尤も、現代の祭り化粧は日常化粧の延長と言う感じで、額の点、目尻の紅、鼻筋を白く塗る処に名残を残す位が多い様です
必ず化粧しましょう
ファンデーションはカバー力を最優先に、ポイントメークもしっかり
特に、巫女さん、袴っ娘、お太鼓っ娘、等、和装コスプレをする場合は、絶対、
白塗り
に、しましょう
(女性も、江戸時代以前の場合は白塗りが鉄則?)
三善の練り白粉、リキッドメークアップ、等がお薦めです(浅草、東急ハンズ、等で発売)(資生堂、鐘紡も同様製品発売)
ここまで徹底したからこそ、※※姫の格好をした※条※※しでさえも、あんなに、かっわいくなったんですから
'うそ'じゃにゃいよ、本当だ、にゃ〜ん
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