-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= ALXFace plugin for AL-Mail32 ver 1.03 taandyu@anet.ne.jp taandyu 2000/9/25 -=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-=-= 1、概要  ALXFace plugin for AL-Mail32は、AL-Mail32にてX-Faceフィールドをサポート するプラグインです。  受信メールのヘッダにX-Faceフィールドがある場合には、自動的にFace画像を 表示します。また、そのFace画像を白黒ビットマップで保存することも出来ます。  送信画面では、複数のFace画像から一つを選択して、X-Faceフィールドを挿入 することが出来ます。デフォルトで挿入するFace画像を選択することも出来ます。 *X-Faceとは、48x48の白黒の画像をエンコード(文字列に変換)して、ヘッダに 埋め込んだものです。添付ファイルと違いヘッダに数行加わる程度ですので、 ほとんどメールのサイズを増やすことなく画像を送ることが出来ます。 2、動作環境 ・Windows98/2000にて確認。 ・AL-Mail32 Ver1.10以降。 3、インストール  ALXFace.dllとXFace000.bmpをAL-Mail32のプラグインフォルダにコピーして ください。  デフォルトではAL-Mailのインストールフォルダのpluginsフォルダです。  XFace000.bmpは、送信時にX-Faceを埋め込みたい場合にのみ必要です。受信メー ルのFace画像を見るだけでしたら、必要ありません。 4、使い方 ●メールView画面  受信メールにX-Faceフィールドがある場合には、自動的に画像を表示します。 画像の表示の仕方には二種類あり、プラグインのオプションで変更可能です。 ・フローティング   Face画像を小さいフローティングウィンドウで表示します。このウィンドウは  ドラッグで好きな場所に移動させることが出来ます。また、メールView画面を  移動した場合には、それと同期して動きます。動かした場所は記憶しますので、  次回起動時も、前回と同じ場所に表示されます。   デフォルトはフローティングになります。 ・View画面貼り付け   メールView画面のメール本文表示部分の右上に表示します。移動は出来ません。 ・両方   上記の両方を表示します(画像が二つ表示されることになります)。  フローティングウィンドウは、メールView画面が非アクティブになると消えてし まいます。メールView画面を複数立ち上げた場合でも一つのFace画像しか表示され ません。一方View画面貼り付け表示の場合は、複数立ち上げた場合でも、各ウィンドウ に表示されたままです。適宜使い分けてください。 *複数のAL-Mail32を立ち上げたり、拙作のALSteady.dllの「別ウィンドウで表示」 機能などを使うと、メールView画面を複数立ち上げることが出来ます。  フローティング・View画面貼り付け共に、画像を右クリックすることで、ファイル の保存ダイアログが出現します。ファイル名を指定して保存すると、現在表示されて いる画像を白黒ビットマップでファイルに保存することが出来ます。  フローティング・View画面貼り付け共に、メールView画面の背景色及びテキスト色が 画像の背景色及び表示色になります。こうしないとインライン表示の時に、かなり 見た目が悪くなってしまいました^^ ●送信画面  送信画面のメニューにX-Faceという名前のメニューが追加されます。これを選択 すると、pluginsフォルダの中にある画像が表示されますので、挿入したい画像を選ん でください。選んだ画像にはチェックマークがつき、メニューの名前に選んだ画像の No.が追加されます。同時に、ヘッダの中にX-Faceフィールドが書き込まれます。 画像の挿入を取り消したい場合には、「なし」を選択してください。ヘッダの中からも 消去されます。  デフォルトではXFace000.bmpしかありませんが、最大50個まで選択できますので、 XFace001.bmp〜XFace049.bmpまでのファイルをpluginsフォルダの中に入れておくと、 メニューから選択できるようになります。もちろん、XFace000.bmpもお好きな絵に 差し替えてください。  XFace050.bmp以降の数字のファイルは読み込まれません。また、数字は連番にする 必要はありません(XFace003.bmpとXFace023.bmpという二つのファイルだけでも問題 ありません)。  ビットマップ画像は、48x48のモノクロに変換して読み込みますので、どんな画像 でもよいのですが、無駄にファイルサイズが大きくなるだけですので、Windows標準の ペイントなどで、白黒ビットマップで保存することをお勧めします。  プラグインオプション画面で、送信時にデフォルトで挿入される画像を選択する ことが出来ます。プラグインオプション画面で、X-Faceのデフォルト挿入にチェックを つけ、デフォルトで挿入したい画像を選んでください。  この状態で送信画面を開くと、メニューの「No.」が「Def」に書き換わり、また、 画像のチェックマークが★印になります。これは、この時点ではまだヘッダには X-Faceが挿入されていませんが、送信時(送信ボタンを押したとき)や保存時に、自動 的に挿入されることを意味しています。  ここで別の画像を選択するとチェックマークが普通の物に戻り、ヘッダに、選んだ 画像のX-Faceが書き込まれます。 *画像をpluginsフォルダに追加した場合には、AL-Mail32を一度終了しないと、追加し た画像は読み込まれません。 5、著作権・配布条件  ALXFace plugin for AL-Mail32はフリーソフトウェアです。  本アーカイブの転載・再配布の制限はありません。(連絡を頂けると嬉しいです)。  このソフトウェアの使用によるいかなる損害に対しても作者は責任を負いません。  著作権は作者(taandyu)にあります。 6、連絡先  taandyu@anet.ne.jp http://hp.vector.co.jp/authors/VA020772/ 7、その他  バグ・要望などありましたら、メールで連絡頂けると幸いです。  世の中には48x48以上のサイズが使用可能なマルチX-Faceや、カラー(8色)X-Face などもありますが、本プラグインではサポートしていません。時間が出来次第対応し たいと思います。 8、謝辞  AL-Mail32は有限会社クレアルの中村さんの作品です。  御礼申し上げます。  X-Faceフィールドのエンコード・デコードには、Mr. Ashtonの作品のcompface/ uncompfaceを利用しています。  御礼申し上げます。 * Copyright (c) James Ashton - Sydney University - June 1990. 9、履歴 Ver 1.03 (2000/09/25) ・画像が変な位置に出てしまうのを修正 ・X-Faceヘッダがない場合でも画像が出てしまうことがあるのを修正 ・Windows2000にて、View画面がおかしくなるバグ修正 Ver 1.02 (2000/08/26) ・画像をView画面に貼り付けているときに、右クリックが出来なくなるバグ修正 ・View画面のメニューを選択したときは、画像が消えないように変更 ・View画面移動時に、画像がデスクトップの外に移動したら、デフォルトの位置に  戻るように変更 Ver 1.01 (2000/08/18) ・添付ファイルが二回エンコードされるバグを修正 ・書きかけの送信メール保存時に、X-Faceを挿入するようにした Ver 1.00 (2000/07/25) ・公開