2003/02/13
おぐやん
[tansunokado@hotmail.com]
[http://hp.vector.co.jp/authors/VA020943/]
角藤 亮さんが ASCII pLaTeX を Windows 環境に移植されており、私も大変便利に使わせて頂いていますが、いちいちDOSプロンプトで操作しないとタイプセットできないので煩わしく思っていました。
単にコマンドを発行する操作だけならプログラムコードで ShellExecute("platex.exe") するだけで済むので、シンプル&簡単インストールで気の利いたGUIを作ってみました。
- TeXソースファイルの指定は、ウインドウにファイルのアイコンをドラッグ&ドロップするだけ。
- ウインドウをダブルクリックすることによってタイプセットが実行される。
- メニューからログファイルの閲覧ができる。
- メニューからソースファイルのあるフォルダを開ける。
- メニューから任意のシェルを開ける。
- ウインドウは6つ用意してあり、jBibTeX や makeindex など6つまでの実行モジュールに対応できる。
- たぶんキーボードだけでも操作できる。
- その気になれば xemacs など他のプログラムのランチャーとしても使えるかもしれない。
- Windows 環境 (Windows XP Pro sp1で動作確認)。
- LaTeXの実行環境 (あらかじめインストールを済ませておいてください)。
pLaTeX実行モジュールのパスが C:\usr\local\bin\platex.exe 以外の時は「設定」画面で指定しなおしてください。
- インストーラを実行する。ショートカットがスタートメニューとデスクトップにできます。
- 以上。
TeXソースファイルを「pLaTeX」ウインドウにドラッグアンドドロップしてください。タイプセットが行われます。二度目以降のタイプセットは、ウインドウのダブルクリック(またはリターンキーの発信)でスマートに行えます。
jBibTeX, makeindex, ebb 等も同様に実行できます。
Windows コントロールパネルの「プログラムの追加と削除」を使用してください。
開発環境: Windows XP Pro sp1 + Borland Delphi 6 レジストリ: 触ってません。インストーラ(InstallShield社InstallShield Express)がインストールのために触ります。 アイコン: あまりできばえはよくありませんが、実行ファイルにいくらかのアイコンが内臓されています。興味があればWindowsのフォルダオプションから利用してください。 セキュリティ: McAfee Virus Scan Online最新パターンファイルでウイルススキャン済み。