今日は、海沿いの村に行った。この村は、ハリケーンで土地が削られ、7割の家屋が完全に水没してしまった場所である。今も水は引いていない。ここには大きな川の河口があるが、川面よりも土地が低くなってしまったため、もう水が引くことはないと思う。村は寸断され、今ではボートが村人の日常の交通手段になっている。
多くの村人は、この土地を去ってしまった。崩れた家屋、沈んだバスは、今もそのまま放置されている(写真:崩れたままの家)。金井さんも、ここに来るのは久しぶりだけど何も変わっていないと言っていた。 村を歩いていたら、たまたまAPSOのスーザンに出会った。APSOは世界各地で様々なプロジェクトを行っているアイルランドのNGO。今もホンジュラスで援助活動をしている数少ないNGOの一つである。彼女はこの村に事務所を構えて、付近の村々の支援活動を行っている。彼女の事務所で、数時間にわたっていろいろと有意義な話をした。
APSOの事務所で長居したために、昼食を食いそびれてしまった。朝食も食べていないし、昨夜は体調が悪くて早く寝たためカロリーメイト1箱しか食べていない。腹が減った。 |
Seiji OHMORI 1999