ホンジュラスでは、ヒッチハイクは普通の交通手段である。一台の車に何人ものヒッチハイカーが乗り合わせることもある。
今朝のヒッチハイクでは、おまわりさんと一緒になった(写真:荷台に座るおまわりさん。腰に拳銃をぶらさげてる)。危険といわれる道でも、おまわりさんと一緒だと、ちょっぴり心強い。でも、警察官までヒッチハイクで移動しているこの国って何なんだろう。そういえば、以前、路線バスで犯人を護送しているのを見たこともあった。ちなみに、この国には、警察の車両はあることはあるが、サイレンを鳴らすパトカーは存在しない。救急車も存在しない。消防車は大都市にしか存在しない。
朝、以前調査をした村を訪れると、住民たちが暗い顔をしていた。昨夜、ある家で、2人の幼い少女が喘息のために相次いで亡くなったという。 |
Seiji OHMORI 1999