今日は最終日。スペシャル大サービスで、大家さんファミリーのために浴衣を着て弾き語りをした。
子供たちの前では、オリジナル曲の中からノリのいいナンバーをメドレーで演奏した。歌詞の意味はわかんなくても、子供たちは素直に喜んでくれる。
夜には、家族の前で、『いとしのエリー』、『Yesterday』、『上を向いて歩こう』、そしてスペイン語の曲『Te quiero tanto』を熱唱。もっと歌ってくれと言うので、『発電所』と『Happy Angel』と『哀しみの歌』まで歌った。『哀しみの歌』を歌ったときには、金井さんはちょっとあきれていた。
最後に、着ていた浴衣をパパにプレゼントした。とても喜んでくれた。今度の自分の誕生パーティーのときに着ると言っていた。
外国人に浴衣をあげると喜ぶので、家にいらない浴衣がある人は外国人にプレゼントするといいと思う。
お世話になったみんなが喜んでくれたので、ギターを持ってきていて本当によかった。
最後の一日も、あっという間に過ぎてしまった。今日の夜のバスで、トルヒーヨを去る。明日の朝、国際空港のあるサンペドロスーラに到着し、行きとは逆のルートで日本に戻る。成田に着くのは28日土曜日の午後である。
この日記を通して十分に伝わったと思うが、楽しい毎日だった。もちろん、つらいこともあったけど、とても充実していたと思う。その間、多くの方から応援のメールをいただいて、ずいぶんと励みになった。
オレはここにいるのは今日限りだけど、AYUCAの活動はまだまだ続く。9月には、オレと入れ替わりで兵庫県の大学生2人がここに来て、金井と一緒に活動をする予定だ。この大学生たちは、AYUCAの活動に興味を持ち、一緒に活動したいと申し出てくれた。私たちの活動に共感してくれて、うれしく思っている。
ホンジュラスに来てハリケーン被災者の人たちと実際に接していると援助活動をしているという実感があるが、私たちがこうして活動していられるのは多くの方の協力があるからこそだということを忘れてはならないと思う。
応援してくださった皆様、どうもありがとうございました。これからも大森誠司ファンのページとAYUCAをよろしくおねがいします。
最後に募金のお願いです。
AYUCAでは、ホンジュラス北部のハリケーン被災者を支援するための義援金を受け付けています。下記の口座に振り込みをお願いします。大森に直接渡していただいても構いません。
郵便振替口座
口座番号 00100−1−88728
口座名称 中米ハリケーン被災地義援金
義援金を送っていただいた方には、AYUCAの活動内容、被害状況、そして義援金がどのように使われたのかの詳細な報告をお送りいたします。通信欄にご連絡先を明記するようお願いいたします(個人情報が当会以外に漏れることはございません)。
問い合わせ先およびAYUCAの活動の詳細は、AYUCAホームページを参照してください。
この日記を読んできた人の中には、楽しい思いをしておいて何が募金だ、と思われる方がいるかもしれませんが、今回の私の渡航費、滞在費はすべて自腹です。AYUCAでは、皆様からお預かりした義援金はなるべく被災者のために使いたいとの考えから、経費は必要最小限にとどめています。ただし、会を運営するため、および、現地での活動を安全かつ円滑に行うためには、ある程度の経費が必要であることはご理解ください。
ご理解、ご協力をお願いいたします。