今朝ホンジュラス・サンペドロスーラの空港に降り立った。が…。
ここでトラブル発生!! 預けたスーツケースがいくら待っても出てこない。空港の職員に聞いてみるが見つからない。行方不明になってしまった!! オーマイゴッド! (スペイン語で)カランバ! (日本語で)なんてこった!
空港職員の話によれば、たぶんロサンゼルスにあるだろうとのこと(本当か?)。明日には届くと思うのでまた来てくれ、と言われた。
スーツケースには中古のパソコンが一台(職場の後輩のO平くんがAYUCAのために寄贈してくれたやつ)と、おみやげ、衣類などが入っている。幸いにも金目のものはあまりない。まあ、なくなったとしても旅が続けられないほどではない(ちょっと困るが)。
そういえば、昨夜、ロスでこんなことがあった。
日本円は当分使わないので、日本円が入った財布をスーツケースに入れようとしたら、Oくんが「カードは手荷物で持っておいたほうがええじゃろ。なくなったら大変じゃけぇ」と忠告してくれた(Oくんは広島出身じゃけん)。そうそう財布にはカードが入ってるんだったと気付いて、財布は手荷物のバッグに入れることにした。Oくん、ありがとう! おかげでちょっと助かったかも。ちなみにOくんは今日から急遽日本に出張だそうだ。オレがおみやげで持っていった日本の雑誌はあまり意味がなかったような…。
ホンジュラスは相変わらずくそ暑い。とりあえず、タクシーで金井と待ち合わせているホテルに向かった。空港の職員に「ホテル・サンペドロに行く」と言ったら、「危険だからセキュリティはしっかりしなさい。夜は絶対に出歩いちゃダメだ」と言われた。そんなに危いところなのか…。
しかし、場合によっては、しばらくここに滞在することになるかもしれない。着替えもないので、まずはTシャツと水を買う。
ホテルには、金井からの伝言が入っていた。今朝電話があったそうだ。
当たり前だが、ホテルの人が書いた伝言はスペイン語だった。手荷物で持っていたスペイン語の辞書と格闘して、なんとか意味が読みとれた。
『明日トルヒーヨに来てください。待っています。夜にはトルヒーヨに戻ります。』
おいっ!! このホテルで待ち合わせじゃなかったんかいっ!!
トルヒーヨとはAYUCAの拠点の町、つまり金井が滞在している町である。ここから、バスで6〜7時間かかる。オレは血液型と性格は本当は関係ないと思っているが、金井は典型的なB型だ。前回の日記では『金井=宇宙人説』を唱えたけど、そうじゃなかった。ただのB型だ。A型のオレはいつも振り回されている。
ともかくスーツケースのことがあるので、すぐにはトルヒーヨに行けない。金井のアパートに電話をしてみたが留守だった。インターネットカフェがないか聞いてまわったが、歩いていける距離にはないそうだ(「インターネットカフェ」というものを理解している人があまりいないので、これも本当かどうかわからない)。アパートの大家さんちに電話して、今自分がサンペドロスーラにいることは伝えておいた。事情を詳しく説明したかったけど、スペイン語では無理だ。仕方がない。
それにしても暑い。シャワーでも浴びようかと思って、ふと気付いた。
シャンプーがない…。スーツケースの中だ…。
じゃ、シャンプーを買いに行こうと思って外に出ると、床屋が目に入ってしまった。そこで、突然の一大決心。