5月 5日(金)


 グアテマラ入国



グアテマラ・アンティグア
 昨日は、同じホテルに日本人カップルを見つけたので、話しかけた。でも、こっちが笑顔で話しているのに硬い表情のままで、全然、話に乗ってくれなかった。たしかに旅先で日本人に会うと興ざめだとか、二人だけの世界にひたりたいとかあるかもしれないけど、ちょっと寂しかった。まあ、バックパッカーの中には、まわりに壁を作る人もいるので仕方ないか。その後、インターネットカフェで、そのカップルが「日本語でメールが来ちゃって読めない」とか言ってたけど、AyucanaXっていう便利なソフトを持っていることは教えてあげなかったもんね。

 さて、今朝は6時に同室のオランダ人マーチンに別れを告げ、ホテルを後にした。まずは、ピックアップトラックに乗ってグアテマラとの国境に向かう。国境までは約30分(30レンピーラ=約270円)。同乗したアメリカ人と思われる女性は、30レンピーラが高いって、ぶつぶつ文句を言っていたけど、オレはとにかく先に進みたかったので別にいい。
 国境に着いて、いよいよイミグレーション。やはりホンジュラスの担当者たちは「なぜ何もないんだ?」といぶかしげな表情だった。でも、「入国のスタンプがないんだから出国のスタンプもいらない。さっさとグアテマラに行け」っていう感じで、何もせずにパスポートを返してくれた。いい加減な国だ。
 続いて、グアテマラの入国もスムーズに終了。ここで、チキムラという町へ向かうバスにのる。チキムラまでは2時間半、8ケツァル(1ケツァルは15円ぐらいか? よくわからん)。チキムラでは、すぐに別のバスに乗り換えて、首都のグアテマラシティーに向かった。3時間半、18ケツァルのバス。
 バスに乗っている間は、流れる風景を見ながら、ぼーっといろんなことを考えられるので楽しい。このあたりは標高が高いため低灌木が多く、山の景色も日本みたいな雰囲気を感じた。自分が子供の頃に住んでいた広島の山並みを思い出した。
 このまま、日本に帰らなかったらどうなるかなー、なんてことも考えたりしたけど、「いかんいかん」と思って、考えないことにした。あと、このまま陸路でロサンゼルスまで行っちゃおうか、とも考えたけど、よく考えたらホンジュラスのサンペドロスーラにスーツケースを預けたままだったので、それは無理だ。
 午後2時半頃、グアテマラシティーに到着。グアテマラシティーは巨大都市だ。車も人も多い。歩道という歩道には、屋台か露天商が店を並べている。ホンジュラスのサンペドロスーラと同じく、マクドナルドやバーガーキングの入口にも小銃で武装した警備員が立っている。かなり治安の悪い町だというのが雰囲気で分かる。車の排気ガスと砂ぼこりで、むせるほどの空気の悪さだ。早くこの町を出ようと思って、急いで次のバス停を探した。
 次に向かった町は、グアテマラシティーからバスで1時間程(4ケツァル)のところにあるアンティグア。中南米のバックパッカーの拠点になっている町である。外国人向けのスペイン語学校も多い。アンティグアに着いたのは午後4時近くだった。
 アンティグアがどんなところか何も知らずに来たけど、なんか中世ヨーロッパのような石畳の町で雰囲気がいい。さすがにバックパッカーも多い。日本人も結構見かける。今日は、軽く町を見てまわってホテルに戻った。



Seiji OHMORI 2000