第1回
と、いうわけで!
はじまりましたRPG企画!
ここではRPGツクールによってRPGを作る方の
参考になればと私なりに制作方法を書いていこうと思います。
というわけで、第1回は素材「顔グラフィック」で!
やっぱり自分でゲームを作るならオリジナルのグラフィックを使いたいですね。
特に顔はそうでしょう。役者は顔が命といいますし。
ではいってみましょう!!
さてさて、まず素材を準備します。
んで、ツクールで取り込むのですが・・・
T001.png
よくこうしてる人がいます。マジで。
右下に何もない画像を用意してそこを透過色にしているのです。
しかしこれだと右下の一人分が無駄になります。
そもそもサンプルではこういうことしていません。
ってことは・・・・・
T002.png
さぁ、これが上の画像のパレットです。
左上の赤い色を見てください。
これが透過色として初期に設定されています。
ドッターなら常識ですが、フルカラーで描いてる人は結構しらないっぽいです。
このパレットは左上が0番右上が15番・・・・そして右下が255番です。
でもって、ツクールでは基本的に0番を透過します。
どうやってこれを設定するか・・・・・
ドットから描いてる素材や、微妙に255色に減色できたりするツールを
使えばいいのですが、今回はフルカラーで描いて、縮小、256色減色
したと仮定していきます。
T003.png
フルカラーで描いて256色減色するとパレットはこういう感じです。
さっきと違うのは左上が黒いことです。
この黒は画像中でつかわれているのでここの色を変えると・・・
T004.png
こんな風になっちゃいます。これでは使い物になりませんね。
ここで登場するのが「点画師鳳雛3」というドット絵ツールです。
「点画師鳳数3」はここから!→http://www.clickjump.net/kuribo/
残念ながら詳しい使い方はここでは説明しきれませんので各自でおねがいします。
T008.png
たとえばこんな画像があったとします。 T005.png
この画像のパレットはこんな感じです。
さて、注目していただきたいのが赤と青の「ワク」です。
青は描画色。赤は透明色を示しています。
そしてツールバーの「特殊効果」→「透明色を描画色に置き換え」
というふうにやります。
すると・・・・・。
T006.png
こうなります!
透明色(髪の毛に使われていた青色)が描画色(ハチマキに使われている赤)
に置き換えられました!
つまりこの画像の中に
髪の毛の青はもう使われていません!
これを先ほどの画像に利用します。
T007.png
さて、再び先ほどの画像です。 T001.png
この画像のこのパレット、左上の黒2色を先ほどの技を使って1色にします。
ここで注意するのが「色の置き換え」は選択範囲内でしかおこなわれません。
つまりは1キャラごとしないといけません。
(それがめんどくさい場合96×96または192×192のルーペを作っておくと便利です。)
T004.png
安全な方法としてはまず先にパレットの0番を適当な色に変更します。 T003.png
するとこのように違うところが明らかにわかってきます。 T008.png
そしてそれを参考にしながら透明色を置き換えていきます。 T001.png
さぁ、これで画像もちゃんとして、なおかつパレットの心配もいらない素材が
できあがりました!
早速ツクールで取り込んで使ってみましょう!!
それにしてもRPGツクールでゲームを作る方の為といいつついきなりそれてます!
素材屋さんの為のお話になっちゃいました。
次回に期待!!ということでさようなら・・・・。
戻る