第2回
さて今回は「キャラ」について。 私の場合は舞台や、ストーリーよりも早くキャラを考えます。 そして、ストーリーが思いついた時に、考えたキャラの中から 適役なのを選んで主人公にします。 アクションゲームなどでは結構キャラ主体なのが多いと思います。 「マリオ」や「ゼルダの伝説」等です。 キャラが出来上がっているので、特にゼルダの伝説などでは毎回舞台設定が違います。 それにキャラが決まっているとある程度の外見や行動が考えられます。 例えば派手好きなAと熱血のBがいたとして、 彼らがSFやファンタジーで、どんな乗り物にのるか?どんな武器を使うか? なんてのもキャラが決まっているとすんなり思い浮かぶことでしょう。 ・・・・・前置きはさておいて、さぁ!キャラを作ってみましょう!! |
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それから中身をあたえます。 そして、さらにその中身を参考に外見を修正します。 さらにさらに、その外見を参考に中身を修正します。 そうやって、続けていくうちに段々キャラが出来上がっていきます。 |
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えーっと、名前は・・・・・・・ 「フレイド」でいいでしょう。 まずフレイド君。自己紹介してください。 |
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初めまして!よろしくお願いします!」 |
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ではもう一人。 「ロバウト」です! どうぞ。 |
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今回は俺にキャラがついて嬉しい次第です! もう最高ってかんじ?」 |
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全然設定が決まってないので、滅茶苦茶です。 とても彼らにストーリーを任せる気にはなれません。 というわけで二人にキャラを定着させる為に少しお喋りをしてもらいましょう。 |
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「いやー、キャラになっちゃいましたよ! いい気分ですねぇ!これで俺が主役でゲームとかでるんですかね!!」 |
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「そりゃーねーだろー。俺等って、多分使い捨てよ。 今回のこの[第2回]のキャラ編がおわったらもうないんじゃない?」 |
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「ええぇ!!そんなぁ・・・!そりゃないよ!! せっかく動き始めた大プロジェクト!ここで止められませーん!!」 |
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「確かにそーね。こんなとこで終わりたくないよね。 せっかくアイコンもあるんだし、このアイコンそのままツクールで使ったら ゲームもできるってもんっしょ?」 |
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「そうですよ!そうですとも!!!今回限りなんて絶対いやです! もっと有名になりたーい!!!」 |
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「いやぁ、まぁどうでもいいんだけどな。ゲームができたってできなくったって 死ぬわけじゃないし。俺明日仕事だしね。とっとと帰って寝たいワケ。」 |
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「えぇええぇ!!!でもでもでもぉ!!!!」 |
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全然おもしろくない!!! |
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名前は・・・・・「シャルマ」!!! よろしく! |
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「みなさーん、初めましてー♪ シャルマでーす!今日はバリバリに気合入れていくんでよろしくぅ!」 |
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「おお!ヒロインの登場!!!」 |
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「えへへー、よろしくー♪ って今なんて言った?」 |
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「え・・・・? ヒロインの・・登場・・?」 |
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「なんですって!ヒロイン!? 違うわ!私は主人公よ!しゅ・じ・ん・こ・う!!! オーケー?」 |
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「やれやれ・・・ とんでもないのが来たな・・・・・。」 |
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「何よ!いいじゃない別に!誰だって主人公に憧れるのよ! 脇役なんて絶対イヤ!!!!」 |
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「まぁ、俺もそう思うけど・・・・ うーん、なんか話題作ろうぜ。 話しにくくて仕方がねー。」 |
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「よし!じゃあチーム名をきめよう!!」 |
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「チーム?何よそれ? 大体なんで私があんたらなんかと3バカトリオ結成しなくちゃなんないの? ひとりでやっときなさいよ。」 |
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「うううう・・・・。」 |
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「まぁまぁ・・・そう言わずに少しくらい考えてやりなよ・・・。」 |
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「そうねぇ・・・・・ こういうのはどうかしら?チーム[熊落とし]!とか?」 |
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「・・・・・・・え?」 |
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「・・・ほ、本気で言ってるのか?」 |
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「え・・・あ、 や、やーねぇ!冗談に決まってるじゃない!!もぅ! じゃ、じゃあこういうのはどう?[葉破歯汰眞霧等]!どう?どう? いいんじゃない!!?」 |
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「・・・・・よ、読めない・・・。」 |
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「お、おいおい。それ別のところで使う予定のあったネタだぞ・・・ いいのかこんなところで使って・・・?」 |
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「いーのよ、別に。 そんなことよりチーム名決まっちゃったじゃない。 次の話題行きましょう。」 |
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「あ、あれで確定なんですか・・・?」 |
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「何よ?文句あるっていうの? ブスっといくわよブスっと!」 |
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「ご、ごめんなさい!!!」 |
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「ったく、しゃーねーな。 次は・・・・・ ・・・・・・・・・・最近どうよ?」 |
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「何よそれ・・・大体最近っていつのことよ? 私達の最近っていつ?」 |
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「んーと、俺等はアレだ。ほれ。 ファンタジーワールドの住人だ。」 |
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「あ、最近俺やっとレベル上がりました。」 |
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「へぇ、それで?幾つになったの?レベル。」 |
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「あ、はい。25です。」 |
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「へぇ、なかなかやるじゃない。 でも私は28よ。フフン。まだまだね。」 |
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「え、あ、そうなんですか。すごいですね・・。」 |
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「っていうかアンタだんだん気弱になっていってない?」 |
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「え・・・はぁ、すみません。どうもこういう人間だったらしいです、俺。」 |
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「つまりは、アレだ。我々にもだんだんキャラが定着してきたわけだ。」 |
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「ふーん。そうなの・・・。 そういえばあんたもさっきより喋り方かわってるわね。」 |
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「ふっふ、そういうことだ。ひょっとしたらこのキャラが作者の 頭にセーブされていつかゲームでつかわれるかもしれんぞ。」 |
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「へぇ、それって結構なことじゃない。 じゃあもっとキャラっとかないと。」 |
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「キャラっとく・・・新しい動詞だな。 普通に言うとキャラる。 辞書に登録しておこう。」 |
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「あんた・・・最初の面影は全然ないわね・・・・。」 |
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「本当ですね・・・ 僕も最初とはずいぶん変わっちゃいました・・・。」 |
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「うむ、そうだな。とうとう一人称が[僕]になったし。」 |
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「そうねぇ・・・これ最初から読んだら滅茶苦茶じゃない?」 |
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「うむ、しかしそれは全くどうでもいいことなのだよ。 ここは最初ではないのだから・・・。」 |
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「なんだか全然ワケわかんないキャラになってきたわね、アンタ。 それってどういう意味よ?」 |
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「つまりは、ここは最初には含まれないということだ。 もし我々がゲームに登場することになった場合、 今話していることはひとつもでてこないのだよ。 ゲーム内ではすでにキャラの定着した我々が冒険を始めるわけだ。」 |
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「ふーん、よくはわかんなかったけど。 まぁいいわ。ようはここは練習場ってことね。」 |
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「うむ、近からず遠からず。 いやむしろドンピシャか・・・・ 正解だともシャルマ君。」 |
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「な、なんかどんどん妙なキャラになっていきますねぇ・・・・。」 |
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「そーね、なんだかもう手がつけられないわ・・・。」 |
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「なるほど。 もう手がつけられない・・・・・・ つまりは完成したわけだ。 ではここで打ち切りにしよう。」 |
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「ええ!?そ、そんな!まだまだ 喋り足りないわよ!」 |
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「案ずることはない。人々が我々を求めれば 我々は必ずまたあわられ、動き出すだろう・・・・。」 |
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「ちょ、そんなので私が納得できると・・・・・グフッ!!」 |
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「そ、それではさようなら〜。」 |
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「うむ、なかなかナイスなつっこみだったな。フレイド君。」 |
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「ぼ、ぼくじゃありませんよぉ・・・・。」 |
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第二回目「キャラ編」でした! はっきり言いまして、私は・・・おもんなかったです!!!!! |
最初はでていきなりなので特にロバウトのキャラが固定されていませんでした。 あのままでゲームに出すのは自殺行為に他なりません。 とりあえずこういう風に他のところで「試運転」することが大事でしょう。 それによってキャラが固定され、物語に深みが出ると思います。 |
それに対抗するためにロバウト君のキャラがおかしくなったわけですが、 まぁそれはさておき、シャルマ君はネーミングセンスが悪いという弱点があります。 まぁ弱点といえるかはわかりませんが、そういう要素は必要だとおもいます。 |
私はキャラクターデザインの勉強とかサッパリしていないので上のは全部我流です。 ぶっちゃけあまり参考にはならないでしょう。 しかしもしキャラ作りに詰まった時は思い出してほしい。 こうやってキャラを作る人間がいたことを・・・・・・・・。 |