カスタマイズファイル、その他INST_DIR/lib/conf/にある設定ファイルの書式です。INST_DIR/lib/conf/にある設定ファイルは通常編集する必要はありません。
カスタマイズファイルは、以下の書式で記述します。
# コメント行 keyword-type: color keywotd-type color keyword-type=color
行頭が#で始まる行はコメントとみなします。keyword-typeは、ハイライトの色を設定するためのキーワードのグループ名です。これは次に説明します。colorは、スタイルシート(CSS)で指定できる形式で指定します。例えば、greenといった色名や、#9966ccのような形式です。keyword-typeとcolorの間は、: , (空白), =のいずれかで区切ります。なお、カスタマイズしたい項目のみの設定で構いません。ほかの値は、デフォルト色(カスタマイズファイルを使用しない場合の色)が使用されます。なおkeyword-typeに対し色名を指定しなかった場合、ハイライトを中止させることができます。過剰なハイライトが気になる場合、この方法を使用してハイライトの対象を抑制することができます。
上記カスタマイズファイルで指定するkeyword-typeはプログラミング言語によって異なります。それぞれ以下のように分類されています。
Javaでは、
アクセス修飾子をはじめとするメンバの修飾子を意味します。
intなど、プリミティブ型をあらわすキーワードを意味します。
if, else, forなど、制御に関するキーワードを意味します。
キーワードclassを意味します。
キーワードextends, implementsを意味します。
クラス名を指します。class宣言においてクラス名がハイライトされます。
キーワードpackageを意味します。
キーワードimportを意味します。
package, import宣言に対するパッケージ名を指します。
行番号を含める際の行番号:を意味します。
コメントを意味します。コメントはハイライトされます。
C,C++,ヘッダ,objective-Cでは、
行番号を含める際の行番号:を意味します。
コメントを意味します。コメントはハイライトされます。
プリプロセスに関するキーワードを意味します。
intなど、プリミティブ型をあらわすキーワードを意味します。
関数、クラスメンバなどの、修飾子を意味します。
typedefやstructといったキーワードを意味します。
externを意味します。
EXTERNを意味します。
if, else, forなど、制御に関するキーワードを意味します。
sizeofを意味します。
interfaceやimplementationなどObjective-Cのキーワードを意味します(間違っているかも)。
行番号を黒で、修飾子を黄色で表示するようにするカスタマイズファイルの例です。
line_number:#000000 modifier:yellow
encode.confは、Javaエンコーディング名とIANA Charset Registryのエンコーディング名とをマッピングします。Javaエンコーディング名はJava 2 SDKドキュメントのサポートするエンコーディング一覧を参照してください。
# コメント行 Java encoding=HTML encoding
行頭が#で始まる行はコメントとみなします。HTML encodingに指定した文字列はそのままHTMLのメタ情報としてcharsetの指定に使用されます。
handler.confは、現在のところ編集しても使用できませんので編集しないでください。
htmlenc.listは、オプションにおいてHTMLエンコードを選択する際,コンボボックスに表示するエンコーディングの一覧です.なお現在このリストは,エンコーディングについてencode.confの逆の変換に使用されます.したがって,HTMLエンコーディングにあらかじめ用意されていないエンコーディングを指定したい場合,このファイルにそのエンコーディング名を追加しますが,これはコンボボックスに含まれることになります.また、エンコーディングを追加する場合、ここに記述したものと逆の対応づけをencode.confに追加しなくてはなりません。