概 要
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ネットワークを介して他人のパソコンの画面上に落書をするものです。マウスで直接描画するほか、イラストを転送することもできます。
マウスで描いた場合、ペンキのように垂らすことができます。(ホラー映画のタイトルのような感じです。)
落書される側(以下「被害者」)のパソコンで被害者用のプログラムを実行
しておくことで、こちら側(以下「加害者」)から落書をすることが可能です。
画面取得機能を使用すれば、被害者側の作業状態を見ることもできます。
被害者用プログラムは起動していても全く分かりません。また、Windows起動時に自動実行させることもできます。
注意:
このソフトを使用して被害者との中が不仲になったとしても当方は一切
責任を負いません。ご使用は程々に。
Ver0.87 → 0.88 の変更内容
「メッセージを送信」機能追加
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フ ァ イ ル 構 成
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K-client.exe
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被害者側用プログラム
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K-server.exe
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加害者側用プログラム
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Readme.htm
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説明ファイル(このファイル)
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作 動 環 境
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Windows 95/98/Me/NT4.0/2000/XP
要ネットワーク環境
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使 用 方 法 |
準備(被害者)
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被害者側のパソコンで「K-client.exe」を実行します。このときIPアドレ
スとネットワーク上のパソコン名が表示されるので覚えておいてくださ
い。 「隠す」ボタンを押すと全く見えなくなりますが、設定完了です。
終了するときはもう一度「K-client.exe」を実行し、「終了」を押します。
Windows起動時に自動的に実行させたい場合は、「スタートアップ」ボタンを押してメニューを選択することで、スタートアップに
ショートカットを登録できます。(登録された状態でスタートアップボタンを押すと削除を選択することができます)
このショートカットから起動した場合、ウインドウが表示されずにいきなり「隠す」状態になります。
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準備(加害者)
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加害者側のパソコンで「K-server.exe」を実行し、被害者側のIPアドレス又は
ネットワーク名を入力します。ステータスバーに「被害者側に落書可能
です」と表示されれば準備完了です。
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ペンによる落書
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描画エリアはのサイズは被害者側のスクリーン全体に比例しています。
ペンのサイズも被害者側のスクリーンサイズによって変化しますので、
表示されているペンのサイズと実際に描画されるサイズは異なります。
ペンは3種類記憶させておき、簡単に切り換えることができます。「色を拾う」
を使うと、被害者側の画面位置に対応した座標の色を拾ってきます。
(この機能を使う前に「画面取込」をしておいたほうが便利です)
「垂れ具合」を設定した場合、ペンキが垂れたような状態になります。加害者側では垂れが適当に
しか描画されませんが、被害者側では徐々に垂れていくように描画されます。
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ウソカーソル
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被害者側にウソカーソルを表示します。「ウソカーソルの表示」のチェックは描画エリアで右クリックすることで代用できます。
「形状を変更」によってビットマップ(BMP)、またカーソル(CUR)を送ることが可能です。32x32以上のサイズのビットマップは
左上のみに切り抜かれます。ファイルを読込んだ後、左クリックで透過色、右クリックでスポット(カーソルの中心)を設定します。
ウソカーソルはネットワーク環境などによりうまく作動しないことがあります(下の「注意事項」を参照)。なるべくゆっくりと動かしたほうが良いようです。
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その他の機能
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「リフレッシュ」を押すと被害者及び加害者の画面をリフレッシュします。
「画面取込」を押すと被害者のデスクトップの状態を取込むことができま
す。これにより落書する位置にねらいを定めることができます。なお、高速化のためにJPEGファイルで転送していますので、多少劣化します。
「イラストを転送」はビットマップファイルを送り込むことができます。ファイルを選択後、座標(0,0)で透過させるかどうかを
選択してください。この機能を使用すれば、あらかじめ描画しておいた文字を送ることもできます。
「メッセージを転送」は被害者側にメッセージボックスを表示させます。
表示されるダイアログでメッセージやアイコン等を選択して送信します。表示できるメッセージボックスは1つだけですが、
被害者が閉じる前に送信しておくと、連続して表示されます。
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アンインストール
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アンインストールは、構成ファイルを削除すれば完了です。レジストリや
INIファイルは作成しません。
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注 意 事 項
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このソフトは未だVer1.00にならないβ版です。以下の不具合があることをご了承くだ
さい。
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ウソカーソルの挙動がおかしいことがあります。これは相手側に送るカーソル情報のパケット到着順序が、他のパケットにより順不同になるためです。なるべく
ゆっくりとカーソルを動かしたほうが良いようです。
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ウソカーソルは Windows標準のカーソルとは異なる、不定形ウインドウです。そのため通常描画などで描いたものの上にウソカーソルが重なると、描いたものが
消えてしまいます。描画しながらでもウソカーソルは表示できますが、描くそばから消えてしまいますので注意してください。(結果としてアヤシイ描画に
なってよい場合もありますが…)
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起動させたままWindowsを終了させようとすると正常に終了できないことがあります。その場合、Ctrl+Alt+Deleteを押して「K-client」を終了させてください。
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謝 辞 |
このソフトは基本的に会社の休憩時間を多用して作成しました。
そのため、会社の環境を利用して多種多様なパソコンで作動確認をすることが出来ました。この場で感謝致します。また、勝手に作動確認をして被害に遭った
パソコンもありますが、この場で謝罪します。 (株式会社リョーイン岡崎営業所資料課及びマルチメディア課の方々へ。)
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そ の 他
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このソフトはフリーソフトです。転載、頒布は自由に行ってください。
また、このソフトによるいかなる被害、損害においてもT.Toriiは責任を持ちません。
感想、バグ報告等は私宛てメールにてお願いします。
現在、注意事項にあるバグが存在しています。ご了承ください。
最新版はHP ( http://www.mars.sphere.ne.jp/ex2/ ) にて公開します。
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改 訂 履 歴
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Ver0.70 (00/6/15)
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初回公開
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Ver0.71 (00/8/30)
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隠匿起動機能追加 (非公開)
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Ver0.80 (00/10/14)
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垂れ具合設定を追加 / スタートアップ登録機能を追加
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Ver0.84 (01/1/7)
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被害者側が起動中でもばれないように変更 / イラスト転送時に背景色を透過させる機能を追加 / 被害者の画面取得の高速化 /
垂れ状況を加害者側で確認できるように変更 / 起動したままでは正常にWindowsが終了しないことがあるバグを修正
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Ver0.86 (01/8/21)
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ウソカーソル機能を追加 / 処理的にアヤシイ部分の見直し
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Ver0.87 (01/10/21)
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Windows NT がクライアントのときにウソカーソルが表示されないバグを修正 / 「画面取込」で色がおかしくなるバグを修正
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Ver0.88 (02/1/23)
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「メッセージを転送」機能追加
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