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Last Update 2003/02/18

izoom screenshot

目次

  1. 概要
  2. 動作環境
  3. インストール
  4. アンインストール
  5. 使用方法
  6. 設定
  7. 問題点
  8. 改変履歴
  9. 開発環境
  10. 著作権等
  11. 連絡先、サポート等

概要

以下の特徴を持ったデスクトップ拡大表示ツールです
  • マウスのホイール回転でズームイン/アウトができる
  • 指定倍率以上になるとドットの境界にグリッドを表示できる
  • グリッド上に目盛りを表示できる
  • カーソル位置のRGB値をクリップボードにコピーできる (表示形式をカスタマイズ可)
  • 拡大した画像をクリップボードにコピーできる
  • 邪魔にならないよう一時的にウィンドウをよけることができる
  • 日本語/英語リソース自動切り換え
  • Windows2000/XPで半透明表示できる

動作環境

Windows95※/98/Me/NT4.0※/2000/XP

※Windows95、NT4.0でホイール機能を利用するには、IntelliPoint等のホイールドライバユーティリティが必要です


インストール

適当なフォルダに解凍してください
必要ならばショートカットを作成して使用してください
ショートカットキーを指定すると素早く呼び出せて便利かもしれません (Ctrl+Alt+Z 等)


アンインストール

解凍したファイルと、もしあればizoom.iniを削除してください
ショートカットを作成した場合はそれも削除してください
レジストリは使用しません


使用方法

左ダブルクリック 設定ダイアログを表示します
右クリック ポップアップメニューを表示します
ホイールボタン ウィンドウの下を見るために一時的によけます
Ctrl + 左クリック 同上
最大化ボタン 縦方向のみ画面一杯にウィンドウを広げます
Shiftキーを押していると横方向に広げます
マルチモニタ環境では通常の最大化動作をします

ウィンドウがアクティブなとき
ホイール回転 倍率を上下します (1〜128倍)
テンキーの+,- 同上
Ctrl + ↑,↓ 同上
カーソルキー マウスカーソルを1ドットずつ移動します
Shiftキーを押していると16ドットずつ移動します
マウスでは難しい微妙な位置合わせができます
Ctrl + E,X,S,D 同上
Ctrl + C 現在表示している画像をクリップボードにコピーします
Shiftキーを押しているとグリッド等を含めてコピーします
Ctrl + G カーソル位置の色をクリップボードにコピーします
形式はタイトルバーに表示する形式と同一です、別々には設定できません
T 常に手前に表示のON/OFFを切り換えます
G グリッドの表示/非表示を切り換えます
S スケールの表示/非表示を切り換えます
A 補完して拡大します (WindowsNT4/2000/XPのみ)
常に補完されるわけではありません、Windows95/98/Meでは効果がありません
L 表示位置を固定します
一定の場所を観察するようなときに使います、自動更新が無効になっていると表示は変わりません
ESCキー 終了します


設定

[画面更新]
自動更新 ... チェックするとマウスが動かなくても一定間隔で画面を更新します
10ミリ秒〜30秒の範囲で更新間隔を指定します

[初期倍率]
起動時の倍率を指定します
[終了時の倍率]をチェックすると、前回終了したときの倍率で起動します

[グリッド]
グリッド表示 ... チェックすると下記の指定倍率以上のときグリッドを表示します
倍率 ... 2〜128の値を指定します

スケール表示 ... チェックすると5ドット間隔の目盛りを表示します
画面上のサイズを測るのに役立つかもしれません

[手前に表示]
ウィンドウを常に手前に表示します

[座標を表示]
カーソル位置の座標をタイトルバーに表示します

[RGB値を表示]
カーソル位置の画面の色をタイトルバーに表示します
表示形式は[高度]-[色情報の表示フォーマット]で変更できます

[中央カーソル]
画面のカーソル位置に相当する部分に十字マークを描画します

[ウィンドウ透過]
Windows2000/XPでのみ有効です
チェックするとスライダーバーが表示され、透過度を調整できます

[高度]ボタン
以下の設定が変更可能になりますが、よく分からない方は触らないでください


[「手前に表示」指定時に強制的にアクティブにする]
[手前に表示]がチェックされているときに他のウィンドウがアクティブになっても強制的にizoomへフォーカスを戻します

[終了時にウィンドウ位置保存]
終了したときのウィンドウ位置/大きさを保存し、次回起動時に復元します
ここをチェックしない場合は、ポップアップメニューの[ウィンドウ位置保存]を実行したときの状態を復元します

[色情報の表示フォーマット]
カーソル位置のRGB値の表示形式を指定します
いくつかプリセットされている他、独自の形式を指定することができます
C言語のprintf文の要領です、ここでは説明は省略します
パラメータの順はRed, Green, Blueで変更はできません

[バッファ転送モード]
画面描画に用いるビットマップの形式を指定します
特定の描画モードで極端に処理が遅い環境があるようなので指定できるようにしました、通常は意識する必要はありません
[計測]ボタンで速度を計測できます
[StretchBlt]の数値が小さいほど高速(=CPU負荷が小さい)とお考えください


問題点

Windows2000/XPの透過ウィンドウ(Layered Windows)が表示できません
スマートな方法が分からないので保留中です

補完表示は常に補完されるわけではなく条件があるようです
OSに任せているのでよく分かりません(^^; おまけ程度にお考えください


改変履歴

  • Ver 2.11 (2003/02/18)
    • タスクバーが画面上または左にあるときウィンドウ位置が正しく保存されない不具合を修正
    • 最大化状態も保存するように修正

  • Ver 2.10 (2003/02/04)
    • 表示位置固定モードを追加
    • 補完拡大モードを追加 (WindowsNT系のみ)
    • アイコンを変更 (Special Thanks a.iga)
    • 描画の高速化
    • 自動更新時間の指定範囲を10ミリ秒〜30秒に変更
    • メニュー項目を変更

    • 設定ダイアログでの「手前に表示」が反映されない不具合を修正
    • 自動更新が正しく動作しないことがあったのを修正
    • 色情報のフォーマットに"%s"等の文字列を入れると不正終了する不具合を修正
  • Ver 2.00 (2001/01/07)
    • - Ver2で新たに追加した機能 -
    • スケール表示機能を追加した
    • カーソルキーで表示範囲を移動できるようにした
    • 拡大した画像をクリップボードにコピーする機能を追加した
    • カーソル位置のRGB値の表示フォーマットを編集できるようにした
    • 手前に表示しているときに強制的にizoomをアクティブにするオプションを追加した
    • 画像転送速度の計測機能を追加し、最適な方法を選択できるようにした

    • - Ver1.xからの仕様変更/修正点 -
    • MFCの使用を止めて作りなおした(軽量高速化)
    • カーソルを動かしたときは常に更新するようにした(画面更新タイマーの扱いを変更)
    • カーソルの指す位置を正しく中央に表示するようにした
    • 拡大率を大きくして広い範囲を表示できない問題(Windows9xの制限)を回避するよう修正した
    • ホイールボタンを押し続けなくても避けた状態を保持するようにした
    • 現在のウィンドウ位置/大きさを保存するコマンドを追加し、終了時に保存するかどうかを設定できるようにした
    • 倍率の上限を32倍から128倍に引き上げた(あまり意味無いけど)
    • マルチモニタ環境で、プライマリ以外を表示できなかった点を修正した
    • ウィンドウの最大化は縦または横方向のみ最大化するようにした
    • いくつかのショートカットキーを追加した
  • Ver 1.03 公開版 (2000/06/03)
    • 流行りモノということでウィンドウ透過機能追加(Windows2000のみ)
      (Windows2000でのデバッグ環境が無いのでちょっと自信無し)
  • Ver 1.02
    • 設定、バージョン情報ダイアログの表示に時間がかかる不具合を修正
      これに伴いCPU占有率が若干減少
  • Ver 1.01
    • 日本語以外のWindowsでも文字化けしないように英語リソースを追加
      (文字化けしないだけで英語ではないかも...(^^;
      他国語環境をお持ちで、おかしな英訳を発見された方はご連絡願います)
  • Ver 1.00 公開版 (2000/05/12)
    • 公開にあたっていろいろ手直し

開発環境

組立機(CUSL2 Celeron1.06G 384MB MillenniumG450 ...)
Wheel Mouse Optical USB and PS2 Compatible
WindowsXP Professional + SP1
Microsoft Visual C++ 6.0 + SP5


著作権等

このプログラムはフリーウェアです
このプログラムおよびドキュメントの著作権はIGAにあります
このプログラムの使用に起因するいかなる事態も責任を負いません
個人的な配布は内容の改変がない限り自由です
雑誌、書籍等への掲載については事前または事後に連絡をください

アイコンは a.igaさん に作ってもらいました、感謝 !


連絡先、サポート等

動作報告、ご意見、ご要望はメールにてお願いします

igamar2003@yahoo.co.jp
http://hp.vector.co.jp/authors/VA021891/