ということで、ソースを持ってきて、自分でオプションをつけてコンパイルし直さ なければならない。
まず、mc-4.5.50-0vl3.src.rpmをとってくる。
一般ユーザーで
その後,SPECS/mc-vl.spec の内容を好みに合わせて書き換える。 僕の場合は、configureオプションを加えたかったので、 その部分を見よう見まねで「--with-ex2undel」オプションを追加した。 「~/rpm/SOURCES」以下にはドキュメントも有ったので、それも参考にすると良い でしょう。コンパイルオプションも、「./configure --help」などとすれば、 見ることもできるし。
あと、他のものと区別がつくように、 コメントの部分とReleaseを書き換えた。
rpmファイルを作るために、
僕の場合、エラーが出た。何故?
コンパイルに必要なライブラリが入っていなかったためのようだ。 「e2fsprogs-devel-1.18-5vl1.i386.rpm」をとりあえず持ってきて、 インストールする。
まだだめ。 「gnome-libs」が必要らしい。 そのためには、「esound-devel」, 「ORBit」が必要で、 「esound-devel」 のためには、「audiofile-devel」が必要ならしい。
とりあえず、全ていれてみた。 もう一度、rpm -bbをしてみる。
できたっ! 少し感動。
完成したやつを、ここに載せておきます。 ちなみに、gmcとは、gnomeのGUIフロントエンドを追加したもの。 mc-4.5.50-0v13k.i386.rpm/ gmc-4.5.50-0v13k.i386.rpm
(注意 Vine-2.1で作成したものです。もしかしたら、他のディストリビューショ ンでは正常に動作しないかも知れません。上の経過を参考にして、ご自分でチャレ ンジしてみてください。ちなみに、vine-2.0にインストールしてみたら、 そこそこ動いていました。もしかしたら大丈夫かも?保証はしませんけど。)
rpm -Uvh gmc-4.5.50-0v13k.i386.rpm
何よりも始めに、消してしまったファイルが存在していたパーティションを全て
書き込み不許可にする。
例えば、消したファイルが/homeにあり、
/homeは/dev/hda3にマウントされていた場合、
/homeをroot権限で書き込み不可にする。
これは、早ければ早いほどよい。
その方法は、
# telint 1 ランレベル1に移行する。 # mount -n -o,remount /home
次に、mcを起動する。
# mc
「F9」を押し、プルダウンメニューの「コマンド(C)」をひらき、
その中の、「ファイルの復活」を選択する。
検索するデバイス名を聞かれるので、「hda3」と入力する。
このとき、かつてのファイル名は表示されないので、
更新時間を見て推測をし、「F5」を押す。
ファイル名と保存先のディレクトリを聞かれるので、答える。
この時、保存先のディレクトリは別パーティションでなければならない。