MiniZip Ver0.02c
最新版のダウンロード
DOS 窓の中で ZIP 書庫を作成するためのプログラムです。
ZIP32J.DLL のコマンド体系に準拠しています。
拙作 Zippy のベースとなっています。
動作環境
日本語 Windows 98, Windows 2000 で動作します。
(未確認ですが Windows 95 や Windows NT4.0 でも動作すると思います。)
※ZIP32.DLL (Ver2.3) がインストールされている必要があります。
ZIP32.DLL の配布元
簡単な説明
さしあたって
-r <archive file> <source file> ...
でディレクトリ付きで再帰的に圧縮できます。
# テストしてないオプションなんかもあります。 (^^;
「@FILENAME」によるレスポンスファイルの利用もできます。
コマンドラインの形式
[-<options>...] <archive_file_name>[.zip] [<directory_name>\] [<filespec>...]
オプション
- -b dir
- 作業ディレクトリを指定する。
- -e
- -P password
- 暗号化する。
- -S
- システム属性や隠し属性のファイルも対象とする。
- -$
- ボリュームラベルも格納する。
- -X
- Unix や OS/2 等で用いる (拡張) 属性は保存しない。
- -D
- ディレクトリ名を格納しない。
- -tt mmddyyyy
- 指定日時以前に更新されたファイルを対象とする。
- -t mmddyyyy
- 指定日時以降に更新されたファイルを対象とする。
- -v
- メッセージを詳細表示する。
- -q
- 処理を静かにする。
- -ll
- CR/LF を LF に変換する (MS-DOS → Unix) 。
- -l
- LF を CR/LF に変換する (Unix → MS-DOS) 。
- -j
- ファイル名のパスを保存しない。
- -g
- Allow appending to a zip file
- -k
- ファイル名を MS-DOS 形式で保存する。
- -m
- 書庫にファイルを移動する。
- -d
- 格納ファイルを削除する。
- -u
- 書庫にファイルを追加・更新する。
- -f
- 格納ファイルを更新する。
- -J
- 自己解凍書庫を通常の書庫にする。
- -o
- 書庫の更新日時を、最新の格納ファイルに合わせる。
- -z
- 書庫に注釈を入れる。
- -A
- Update offsets for SFX prefix
- -!
- Use privileges
- -r
- 再帰的検索。
- -R
- 再帰的検索 (PKZIP 互換) 。
- -F
- 書庫の修復。
- -FF
- 書庫の修復 (書庫サイズを信用しない) 。
- -# (0-9 number)
-
圧縮率、スピードの設定。
(-0: 圧縮しない / -1: 一番速い (圧縮率最小) / -9: 一番遅い (圧縮率最大) )
デフォルトは -6
- --sfx
-
WIN32/GUI 用自己解答書庫に変換する。
--sfx=sfx32gui.dat と同じ。
例: "--sfx arcfile.zip"
- --sfx=<sfxdata>
-
WINDOWS\SYSTEM フォルダの下の ZIP の自己解凍部ファイル <sfxdata>
を使用して自己解答書庫に変換する。
例: "--sfx=sfx32gui.dat arcfile.zip" (WIN32/GUI)
例: "--sfx=sfx16.dat arcfile.zip" (DOS用)
注意事項
MiniZip の使用中にたびたび不具合が発生するようなときは、ただちに使用を中止してください。
MiniZip を使用したことによる、いかなる損害も作者は責任を取りません。
再配布/連絡先
MiniZip はフリーソフトウェアです。
再配布は自由です。メールにて転載先をお知らせ下さい。
作者の連絡先
MiniZip の最新版の配布元
変更履歴
- [2000-05-14 : Ver0.01]
- 公開した。
- [2000-07-01 : Ver0.01a
]
- 終了コードとして ZIP32.DLL の処理結果を返すようにした。
- [2000-10-29 : Ver0.02] (ソースのみ公開)
- Zippy (Ver0.02) のために書き直した。
- [200?-??-?? : Ver0.02a] (未公開)
- MiniZip (Ver0.01) 相当の機能を搭載した。
- [2001-03-04 : Ver0.02b
]
-
MiniZip (Ver0.01a) 相当の機能を搭載した。
ドキュメントを修正した。 (2001-10-11)
- [2002-04-01 : Ver0.02c
]
-
ZIP32.DLL (Ver2.4 β) 仮対応のためにバージョンチェックを緩くした。
※日本語を含むファイル名の処理が正しくできないようなので ZIP32.DLL (Ver2.4 β) の使用は控えたほうがよいです。
その他
コマンドラインの展開は UNRAR32.DLL と同等です。
ZIP32J.DLL とは若干、異なるかもしれません。
オプションは TAR32.DLL のように書くこともできます。
例: "-bPttllff dir pass mmddyyyy xxxx.zip abc.txt"
(--で始まるオプションを除く)
オプションは大文字小文字を区別します。
ファイル名に [ が含まれている場合、 [ を [[] と置き換えて指示してください。
(xx[xxxx.txt ⇒ xx[[]xxxx.txt)
ファイル名の一文字目が - となっている場合、 - を[-]と置き換えて指示してください。
(-xxxx.txt ⇒ [-]xxxx.txt)
レスポンスファイルを使用してファイルを指示するほうがよいです。
何かわからないことや要望等がありましたら、メールしてください。
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Status: 2002-07-28 更新
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