Tiny File Transmitter が使用するポートの許可設定について
このページは、以下の方を対象としています。
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・Windows XP でご使用されたい方
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・接続相手との間にルーターを使用されている方
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・ファイアウォールソフトウェアを使用されている方
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***** 警告:このページの内容については無保証です。各自の責任において実行してください。 *****
最終更新日 2004年1月11日
最近、「Windows XP でうまく動かないのですが未対応なのですか?」とか、「一方向からしか接続できないのですが?」という質問が出てきましたので、説明させていただきます。
まず、Windows XP での動作確認は済んでいます。ただし、XPでご使用になる場合は、注意すべき点があります。それは、「インターネット接続ファイアウォール (ICF)」機能です。 Tiny File Transmitter は、ピア間の通信 (Tiny File Transmitter同士の通信) を行なうために TCP ポート 9999 と TCP ポート 10000 を利用します。XPの初期設定では、これらのポートはインターネットから利用できないように設定されていると思います。インターネット経由での接続を行うには、http://www.microsoft.com/japan/msdn/net/terrarium/docs/initialsetup/XPsetup.aspを参考に、 TCP ポート 9999 と TCP ポート 10000 を利用できるように設定してください。
次に、ルーターの設定についてです。最近は、ブロードバンドルーターを導入されている方が多いようです。ルーターの初期設定では、インターネットからLAN内のPCへの直接接続は許可しない設定になっていると思います。そのため、インターネット側の相手からLAN側のあなたのPCに対する接続要求は拒否されてしまい、結果として一方向からしか接続できないということになります。ですから、ルーターに対して、インターネット側から TCP ポート 9999 と TCP ポート 10000 へのアクセスをあなたのPCへ転送するように設定してください。正しく設定されれば、インターネット経由の相手からあなたのPCへ接続できるようになるでしょう。具体的な設定手順については、製品が多数あるため説明できません。マニュアルをよく読み、メーカーのサポートに問い合わせてみるなり、ネットワーク管理者に設定してもらうなりしてください。私に聞かれてもお答えできません。
相手のPCとあなたのPCの間でTiny File Transmitter による通信が可能かどうかをチェックするプログラム(Size: 49,152 Byte, MD5=4fddb06304a8ce0d657f4a980eb04f81)を作成しました。双方でこのテストプログラムを実行し、エラーが出ないならば、おそらく Tiny File Transmitter によるファイルの送受信もできるでしょう。
Windows に標準付属以外のファイアウォールソフトにより通信が行えない場合があります。現時点で報告のあったソフトウェアは以下の通りです。
・Outpost(FREE版とPRO版の2種類あります):小さなファイル(数キロ)は送受信できるが大きなファイル(数メガ)を送受信しようとするとエラーになる。
他のファイアウォールソフトをご使用になられていて動作しない事が判った場合、あるいは上記のファイアウォールソフトをご使用になられていても問題なく動作する事が判った場合は是非ご報告をお願いします。ウィルス対策ソフトにファイアウォール機能が組み込まれていて通信できない場合もあると思います。
最後に、注意しておきたいことがあります。これらの機能は、セキュリティを守るのために用意されているものです。これらの設定を間違えると、悪意のある第3者の攻撃によりあなたが被害を受けることになります。くれぐれも、慎重に行ってください。