12.Q&A


 
Q&A
Q1  BIOS設定の方法が分からない
Q2  PCの時計が狂います
Q3  Ver. 1.302までの「時計の微調整」という項目がなくなっていますが、なぜですか?
Q4  セットアップは正常に終了したのに、自動起動が出来ない
Q5  サスペンド、休止状態からのタイマー復帰はできませんか?
Q6  Windowsに自動ログオンするにはどうしたら良いですか?
Q7  BootTimerはBIOSを書き換えて自動起動をしているのですか?
Q8  起動予約をしていないのに勝手にPCが立ち上がり、勝手に電源が切れます
Q9  セキュリティー管理ソフトがBootTimerを「不正な動作をするソフト」と警告するのですが
Q10  PCのトラブルで予約起動を1つ実行出来なかったのですが、その次以降の予約まで実行されませんでした
Q11  BootTimerのアイコンがタスクトレイに登録されません
Q12  BootTimerを起動すると「リストの範囲がインデックスを超えています」というエラーがでます
Q13  システムの復元を使い復元ポイントまで戻すとBoot Timerで予約した内容まで消えてしまいます
Q14  マルチブートを設定したのですがエラーが出てうまく動きません
Q15  BootTimerでタイマーブートしたにもかかわらず「ユーザーによる起動」と記録されます
Q16  予約登録画面では12時間制(am/pm)の表示しかできないの?

Q1  BIOS設定の方法が分からない
A1  BIOS設定の方法は基本的に各社まちまちです。まずマザーボード/PCのマニュアルをご覧になってください。ユーザーの皆さんから頂いた情報もあります。→アンケート結果
 また、BIOSの具体的な設定例を用意しました。→具体的な設定例

 BIOS設定の中でBootTimerに関係する時計関係は2カ所あります。
(1)PCの現在時刻を設定する部分。コントロールパネルの「日付と時刻」によって設定されるものと同じです。通常は「STANDARD CMOS SETUP」の中にあります。

(2)自動起動日時の設定。BootTimerが必要とするもので、通常は「POWER MANAGEMENT SETUP」の「Power On Alarm」や「Wake On RTC Timer」等にあります(各PCごとに表記はまちまち)。また、自動起動のタイプ(月1回や毎日など)もまちまちです。
 ここで設定した内容とBootTimerセットアップでの設定内容が同じでなければなりません。というより、BIOSの設定内容をBootTimer.exeに教えておく必要があります。
 起動方法が複数選択出来る場合は、起動回数の少ない方(「毎日」より「毎月」)を選択します。
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Q2  PCの時計が狂います
A2  狂い方には2種類あります。
(1)数秒狂う
 (Q2へ)
(2)大幅に狂う
 これはBootTimerの設定が正しく行われていないか、フロッピー等のBootTimerのインストールされていない別OSから起動した場合です。
 BootTimerのマニュアルをみて正しい設定をしてください。まず、自動起動テストにパスすることが先決です。
 なお、BootTimer稼働環境で起動時のBIOS設定画面から現在時刻を確認すると時計が大幅に狂っているのは仕様です。
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Q3  Ver. 1.4の環境設定では「時計の微調整」という項目がなくなっていますが、なぜですか?
A3  PCの時計はそれほど正確ではありません。長くPCを起動していると大抵は数秒程度狂います。
 Ver. 1.302までは、そのための補正設定(時計の微調整)を設けていました。しかし、狂い方が毎回全く同じではないようですので、この設定の存在意義に疑問を持ちました。そこで、Ver. 1.4ではこの設定を環境設定項目から削除しました。
(設定そのものは残しております。BootTimer.iniの[System]セクションに直接「FineAdjustment=<n>」と書き込んでください。<n>は進めたい秒数 = 起動時に<n>秒ずつ遅れる場合です。)
 時計を正確に合わせるにはNTPサーバーを使った時計合わせの方が実用的です。スタートアップ等に登録して起動時に毎回時計合わせをすればよいでしょう。
 ただし、BootTimerの安定動作が出来ていないうちにNTPサーバー時計合わせを用いると、BootTimerの不具合に気づかないので注意してください。
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Q4  セットアップは正常に終了したのに、自動起動が出来ない
A4  まず、大前提は、BootTimerセットアップでの自動起動テストにパスしていることが必要です。

(1) マザーボードのBIOS設定とBootTimerセットアップでの設定が食い違っている。運良くBootTimerセットアップでは動作したが、実際の予約起動ではブート出来ない状態。→設定を確認してください。
(2) PCのシャットダウンとブートまでの時間が不足している。シャットダウンの開始からブート完了までには、少なくとも
  「シャットダウンに要する時間」+「ブートに要する時間」+「Windowsが安定するまでの時間」が必要です。
 余裕をもってテストを実行してください。
(3) マザーボードの作られた日付(BIOS更新日かも)より前の日付を「不正な日付」として勝手に修正する場合。
 いずれにしても「年月日」が設定できるマザーボード(年1回の一部でも)で、BIOS自動起動日をマザーボードの作られた日付以前に設定した場合に起こる現象です。(きわめて希なケースです)
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Q5  サスペンド、休止状態からのタイマー復帰はできませんか?
A5  Ver. 1.403で対応しましたが、PC側の対応が不可欠です。
 「8.サスペンド(スタンバイ、スリープ)、休止状態、および復帰(レジューム)についてをごらんください。
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Q6  Windowsに自動ログオンするにはどうしたら良いですか?
A6  Windows XP では、次の条件が満たされる場合に自動ログオンが有効になります。
 1.ユーザーが 1人だけ作成されており、そのユーザーにパスワードが設定されていない
 2.Guest アカウントが無効 (標準設定)
 3.「ようこそ」画面が有効 (標準設定)
 Windows XP セットアップ後の最初の起動で、ユーザーを 1名だけ作成すると、Windows XP は自動ログオンするようになります。
 他にも様々な方法があるようです。次のサイトが参考になります。こちらの方が良いかもしれません。
 http://arena.nikkeibp.co.jp/tec/winxp/20020930/102109/
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Q7  BootTimerはBIOSを書き換えて自動起動をしているのですか?
A7  BIOS情報の書き換えは危険が伴うとともにセキュリティ上も問題があります。現在のBootTimerはBIOSの書き換えは行っていません。
 BootTimerはソフトウェア的にPC内蔵時計を操作することでタイマー動作を実現しています。
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Q8  起動予約をしていないのに勝手にPCが立ち上がり、勝手に電源が切れます
A8  BIOSの自動起動タイプには「毎月」や「毎日」など様々あります。お使いのPCが毎日起動タイプであった場合、24時間間隔で自動起動するわけで、現在時刻から予約までの時間差が24時間以上ある場合には、予約時間でもないのにPCが勝手に起動することになります。
 BootTimerは、この不必要な起動を感知し速やかにシャットダウンするよう設計されています。
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Q9  セキュリティー管理ソフトがBootTimerを「不正な動作をするソフト」と警告するのですが
A9  BootTimerはタイマー起動を実現するため、PC内蔵時計の時刻を操作します。
 一部のセキュリティ管理ソフトはBootTimerのこの挙動を「不正な動作」と警告するかもしれません。
 BootTimerをお使いになる場合はこの点をご理解ください。
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Q10  PCのトラブルで予約起動を1つ実行出来なかったのですが、その次以降の予約まで実行されませんでした
A10  BootTimerはPCのシャットダウン直前に次の起動をセットします。PCの電源トラブル等で起動が出来なかった場合には、その次の起動をセットできません。トラブルに気づいた段階で、一度PCの起動&シャットダウンを行っておいてください (もちろん手動で)。
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Q11  BootTimerのアイコンがタスクトレイに登録されません
A11   WinXpでは、タスクトレイにアイコンを登録するのに(たしか)4秒以上かかると、このメッ セージがでるようです。
 様々なソフトがアイコン登録をしようとすると4秒を超えてしまうようですし、現在のBootTimerも起動時にいろいろなことをやっていますので、遅れてしまうのかもしれません。
 この問題への対応として、Ver. 1.4ではアイコン登録の遅延設定を用意しています。遅らせたい秒数を指定してください。
 なお、それでも起動できなかった場合やBootTimerを終了させてしまった場合には、(スタートメニュー)の(BootTimer)から「BootTimerの起動/再起動」を実行してください。
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Q12  BootTimerを起動すると「リストの範囲がインデックスを超えています」というエラーがでます
A12  旧版で登録した予約の中に新版の予約フォーマットに対応できない部分があります。
 お手数ですが、BootTimer.iniの[Schedule]セクションの内容を削除してからBootTimerを再起動してください。この場合、全ての予約内容が削除されます。
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Q13  システムの復元を使い復元ポイントまで戻すとBoot Timerで予約した内容まで消えてしまいます
A13  BootTimerの設定・予約情報等を「C:\Documents and Settings\[ユーザー名]\Application Data」下に置けばこの問題を回避できますが、これでは共用ドライブを用いたマルチブート対応ができません。
 BootTimerの設定・予約情報等を消去されたくない場合は、システム復元を行う前にBootTimer.iniやBTimrEPG.ini、BootTimer.logをApplication Data以下にバックアップしておいてください。(マルチブート環境では、MultiBoot.iniと共用ドライブ上のBootTimer.iniも)
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Q14  マルチブートを設定したのですがエラーが出てうまく動きません
A14  複数のWindowsが共存するマルチブート環境でBootTimerを使うためには、全てのWindowsに同じバージョンのBootTimerをインストールする必要があります。
 Ver1.4のBootTimerでは、インストーラがこれをサポートしています。指示に従って全てのWindowsへ順にインストールしてください。
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Q15  BootTimerでタイマーブートしたにもかかわらず「ユーザーによる起動」と記録されます
A15  BootTimerは起動時の時刻が予約時間の前後60秒以内に入ると「BootTimerによる起動」と判定し、それ以外は「ユーザーによる起動」と判定します。
このような現象が起こる理由としては、次のような場合が考えられます。
(1)システムの状況(ソフト・ハード)が変化し、起動にかかる時間が変化した
(2)起動時にWindowsのアップデート確認等の特別重い処理が入った。

(1)については「BootTimer設定」の手順3「自動起動テスト」で再度起動にかかる時間を設定し直す必要があります。
(2)についてはどうしようもないのですが、BootTimerには判定時間を変える設定が用意されています。
  BootTimer.iniの[Timer]セクションに「AdjustMargin=120」というような行を加えると、前後120秒判定となります。
  通常は60秒もあれば十分でしょう。
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Q16  予約登録画面では12時間制(am/pm)の表示しかできないの?
A16  予約一覧の日時カラムをクリックすると12時間制と24時間制を切り替えられます。
 他のカラムでも表示が切り替わるものがあります。
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