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私の考えとして・・・
「 宗教 」の視点から・・・1
他の方はなかなか発言されないようなので、あえて私がここで書かせてもらいます。
その昔、日本を戦争に駆り立てて国民をムシケラ同然に扱ったその象徴である「神道」と「日の丸(自民党が国民に「国旗」と呼ばせたがっている、バングラディッシュ国旗の物真似)」。
これに対しての礼拝を強要させたがる全日本弓道連盟の姿勢はいったい何なんでしょう?
時代錯誤の軍国主義まがいにはまったく寒気が走ります。
たしかに弓道がその昔、神道の神事としての関わりがあった事は事実でしょうが、弓道における「礼」の対象は神道などでは無かったハズです。
もともと「礼」とは儒教の影響を受けて、当時の権力者が己の都合が良い様に各武道へ取り入れさせたシロモノです。それなのに・・・。
いまさら武道における一組織が会員に対して軍国思想を強要したところで国民全体の意識に影響を与える訳は無いとはいえ、気持ちの良いモノではありません。
いま現在弓道を志している者の中にも、この事を不愉快に捉えている人間は少なくありません。
また、柔道や剣道などと違って弓道が国際的に普及しない元凶として、「信仰する宗教以外の宗教への拝礼を強要させる事」も少なからずあるハズです。
諸外国における宗教とは、日本のように「正月は神道、盆や彼岸は仏教、クリスマスはキリスト教」といったイベントの理由付け程度のレベルでは無い訳ですし、アジア諸国の方にとっては「神道」や「日の丸」に頭を下げる事が出来ようハズもありません。
果たして全日本弓道連盟はこの事実を認識しているのでしょうか?
また、弓道場は公共施設として税金で建設され、公的スポーツ施設、または公立学校のスポーツ施設として維持されているモノがほとんどでしょう。
それなのに、多くの公的弓道場内に「神棚」なる宗教設備が設置されているのはいったい何なんでしょう???
一宗教の設備を設けるために血税が投じられる事も論外(※)ですが、公共施設内に宗教上の設備を設置する事自体が違憲行為である事を全日本弓道連盟は認識しているのでしょうか?
<※:注釈>
高松玉串料訴訟における事例から、宗教(慣習行事とみなされやすい神道においても)
への税金の支出は違憲である事が確定されています
公共施設を使用するスポーツの元締として、全日本弓道連盟自体が公共施設を管理する自治体や学校から、「神棚」なる宗教設備を撤去するよう勧告すべきではないでしょうか?
「弓道」がスポーツとして真の普及を遂げるために必要な事、それは神道との決別でしょう! |
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