2002.06.222002 World Cup 1

今年2002年の最大のイベントは、「ワールドカップ」であろう。
筆者、私事もあろうに執筆タイミングを逃している。
日本代表が負けてしまったのである。
しかしそれは、それほどまで私がサッカーに熱中したからなのだ。

実はニュースでも知っての通り、ワールドカップチケットはネット販売された。
私もそれを必死こいて2、3度アクセスしたら購入までたどりつけたのだ。
数々の死線を乗り越えてきた私でさえ、チケットをもらうときは緊張した。

取れたチケットの試合は「日本 vs ブラジル」だ。
・・・・・・ん?

一応試合日が書いてあったのでサッカー場へ向かった。
やはりワールドカップ、凄い人数だ。
どんなにクールに、冷めた顔して来ても、そいつは燃え上がっている。
喉がちょっと焦げるぐらいだ。
さて、席についてアナウンスを聞くと「フランス vs セネガル」だった。
あの印刷ミスはこの試合に何一つかすっていなかった。
日本人だけに一応日本の試合が見たかったが、まあこの際何でもいい。

ついにキックオフ!
歓声が沸き上がり、同時に横にいた外人が肩を組んできた!!

「イエェェイッ!フランスナンバーワン!!」

「知らんがな。」

私は自分の運の無さに悔やんだ・・・。
いちいち横の外人が喋ってくるのだ。
とりあえず無視を努力し見続けた。

黒人強いぞ!?
フランスなんか苦戦してるぞ!?
私はどちらも応援はしていないが、てっきりフランスが勝つと思っていた。
やはり黒人のテカリ具合は白人の視野を狭めるのか。
しかし私は試合どころではないのである。
横の外人、フランス人なのだ。
途中から喋ってこなくなったと思ったら・・・・・・。



顔面真っ赤っかだ。