2002.08.19夏のイベント

ワールドカップも過去のモノになり、
もはや記憶にあるのは「ベッカム」と「呪縛」だけ。

次は夏のシーズンである。
夏には楽しみがいっぱいであろう。

海・花火・祭り・幽霊・風鈴・かき氷・麦茶・茶。

数多くある事柄を、私はあえて一日に凝縮した。
恐らく私にとっての夏は、凝縮したその一日で終わるであろう。

ある日、私は花火祭りがあると聞き、始まる前に海へ出かけた。
浜辺に着き、適当に座る。
海を見ていると、元気にはしゃぐ若者や子供、おじいちゃんなどいた。
いや、はしゃいでいるのではない、おじいちゃんは溺れていたのだ!

お「わ・・・ワシは水泳全国大会優勝経験者じゃっ!!」

娘「分かってるわよぉ〜いきなり自慢してなによぉ。」

どっちもどっちであるが、娘の方は気が付いていない。
わざわざ優勝経験者だと言うのは、優勝経験者なのに泳げてないってことだ!
つまりきっと何かに足をとらわれているのだ!!

ザッバーン。

ゴボボっ!!

潜ってみて分かった、足をとらえているのは、

別のおじいちゃんが足を掴まえているのだ!!

私は必死で足を掴んでいるおじいちゃんを叩き、
掴まれてたおじいちゃんを救出した。

娘「な・・・何してるんですか!?」

しまった!!
足を掴んでいたおじいちゃんの方を救出してしまった!

結局、祭りどころではなく、警察に連行された。