2017/10/29 PandoraFMS7.0 Appliance





DNSポートを監視する

DNSのポートである、UDP53番が開いているかを監視します。
サーバプラグインである「UDP port check」を使用します。
名前の通り、UDPポートならなんでも監視できます。

この監視はDNSのUDPポートが開いているかどうかを監視するだけであって、実際にnamedサービスが正常稼働しているかどうかは判断していません。
実際に名前解決を行って監視するには「DNSサービスを監視する」を参照してください。


監視の実体としては定期的にnmapコマンドを含むシェルを実行して、その結果を取得しています。
つまりLinuxにnmapコマンドが入っている必要があります。
(余談ですがnmapは空のUDPパケットを送信して、相手がなんの応答もしなかったらポートは開いていると判断し、ICMP Destination unreachableが返ってくればポートが閉じていると判断しているようです)



1.エージェントのモジュール追加で、「プラグインモジュールの新規作成」を選択します。





2.種類に注意

監視モジュールには適当な名前をつけます。
種類でgeneric booleanを選択します。(デフォルトがgeneric numericになっているので注意です。)
generic numericだとサービスがダウンしたことは検知しますが、障害は発生しません。





3.監視するサーバアドレスとポートを指定します。

プラグインで「UDP port check」を選択します。
そしてDNSサーバのIPアドレスと、ポート53を指定します。





4.監視を開始する。

DNSポートの監視モジュールが増えました。
DNSサービスが起動していればグリーン、サービスをダウンさせるとレッドに変わることを確認します。









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