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HTTPポートを監視するPingに続いてメジャーな監視は、ウェブサーバのTCP監視です。もちろんPandoraFMSでも監視可能です。 1.HTTP監視モジュールの追加 システム管理メニューの 「モニタリング管理」-「エージェント管理」-「エージェント名」-「モジュール」を選択します。 モジュールコンポーネントで「Network Management」の「Check HTTP Server」を選択します。 2.HTTP監視パラメータを設定する 以下の監視値を設定します。 追記 V7では初めから設定されています TCP送信文字列 GET / HTTP/1.0^M^M TCP受信文字列 HTTP/1.1 200 OK 監視間隔はデフォルトの5分とします。 「^M^M」は改行2つを示します。 もし「連続3回のHTTPダウンを検出したら障害発生」をしたい場合、V6以降ならここで連続抑制回数を「障害移行時2、復旧移行時0」としてください。 V5以前ならアラートテンプレート時に設定します。 3.監視の成功を確認 監視の成功を確認します。 ちなみにApacheのトップ画面を監視しても成功しません。 見慣れた下の画面のステータスコードは「403 Forbidden」であり、「200 OK」ではありません。 4.メールアラートの設定 エージェントのアラートタブを選択します。 モジュール HTTP Check テンプレート Critical condition アクション 通常のアクション ここでは一度のHTTP接続エラーで、アラートを発生させる「Critical condition」を使用します。 もし「連続3回のHTTPダウンを検出したら障害発生」をしたい場合、 V5なら、「Pingに3回応答しなかったらメールを送信する(V5)」を参考に、3回目でアラートが発生するCritical condidionを作成してください。 V6以降ならモジュール「Check HTTP Server」の設定画面で連続抑制回数を設定します。 5.アラートの確認 アラートを発生させてみます。 ウェブサーバのウェブサービスを停止させるか、index.htmlを失くして403を発生させてみます。 5分ごとのポーリングが行われたら、ウェブサーバに正常に接続できずアラートが発生します。 補足 コンポーネントの設定 ※追記 V7ではこの不具合は修正されているようです。 HTTPポート監視では、設定として「TCP送信文字列」「TCP受信文字列」を記述しました。 この設定、常に定型化しておけないのでしょうか? つまり「Check HTTP Server」のオリジナルの設定を変更しておくことで、次回以降選択するだけで監視が開始されるように。 これ、実は面倒な話になってます。 「Check HTTP Server」のオリジナルの設定、Pandora FMSで言うところの「コンポーネント」を確認します。 システム管理メニューの 「モジュール管理」-「コンポーネント管理」-「エージェント名」-「モジュール」を選択します。 モジュール一覧が表示されるので、「HTTP」と検索します。 「Check HTTP Server」を選択します。 コンポーネントの設定画面が表示されます。ここでは、すでに監視のパラメータが入っています。 すると、コンポーネント管理の値に、すでに監視文字列が設定されています。 コンポーネントには設定されているのに、モジュール設定では採用されていないということです。 バグでしょうか、仕様でしょうか。 監視間隔などは、コンポーネントで設定すればモジュールでも採用されるのに。 とにかくCheck HTTP Serverのモジュールを確認すれば、監視値は確認できます。 文字列を忘れたときは、ここを参照しましょう。 |
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