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OSPFのトラップアラートルータ・L3スイッチでOSPFによる冗長回線が切り替わると、ospfNbrStateChangeトラップを発生させられます。これをアラートとして通報すると、経路変更や回線切断をメール通報できます。 SNMPトラップコンソールがまだ有効になっていないのなら「SNMPトラップアラートを作成する」を参照してください。 トラップアラートは「対」にできません。つまり障害アラートと回復アラートは関連づけられません。 別々のアラートとしてイベントに記録されます。 1.OSPFのステータス値を調べる OSPFトラップのOIDと、どの値がどう変化するかの値の意味を調べておきます。 まずOSPFが変化したときのトラップは、以下のOIDです。 オブジェクトナビゲータ(ospfNbrStateChange) ネイバーの状態値が含まれるのは5つめの値のospfNbrStateです。 ospfNbrStateの取りうる値は以下です。 オブジェクトナビゲータ(ospfNbrState) これらから、ospfNbrStateChangeトラップの5つ目の値(ospfNbrState)の値が1になったらdown。 8になったらfull(回復)であることがわかります。 ややこしいのなら、実際にOSPFのアップダウンを発生させてみて、その値を見比べるのが確実です。 これがPandoraFMSのやっかいなところです。 見づらいですが、以下がトラップログに現れる値です。 Down時 SNMPv1[**]2014-05-01[**]12:15:00[**]192.168.1.254[**].1.3.6.1.2.1.14.16.2[**]6[**]Enterprise Specific[**].2[**].1.3.6.1.2.1.14.1.1.0 = IpAddress: 192.168.1.254 .1.3.6.1.2.1.14.10.1.1.192.168.1.253.0 = IpAddress: 192.168.1.253 .1.3.6.1.2.1.14.10.1.2.192.168.1.253.0 = INTEGER: 0 .1.3.6.1.2.1.14.10.1.3.192.168.1.253.0 = IpAddress: 192.168.1.253 .1.3.6.1.2.1.14.10.1.6.192.168.1.253.0 = INTEGER: 1 FULL時 SNMPv1[**]2014-05-01[**]12:05:01[**]192.168.1.254[**].1.3.6.1.2.1.14.16.2[**]6[**]Enterprise Specific[**].2[**].1.3.6.1.2.1.14.1.1.0 = IpAddress: 192.168.1.254 .1.3.6.1.2.1.14.10.1.1.192.168.1.253.0 = IpAddress: 192.168.1.253 .1.3.6.1.2.1.14.10.1.2.192.168.1.253.0 = INTEGER: 0 .1.3.6.1.2.1.14.10.1.3.10.192.168.1.253.0 = IpAddress: 192.168.1.253 .1.3.6.1.2.1.14.10.1.6.192.168.1.253.0 = INTEGER: 8 2.OSPFダウン時のSNMPトラップアラートを作成する 操作メニューの[SNMP]-[SNMPアラート]から作成します。
3.OSPF回復時のSNMPトラップアラートを作成する 操作メニューの[SNMP]-[SNMPアラート]から作成します。
4.動作試験する これにより2つのイベントが生成されました。 あとはOSPFの切断試験を行って、正常にメールが送信されるかを確認します。 |
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